公開:2011/08/07 伊藤 みさ │更新:2014/08/02
広島8.6 とうろう流し、祈りの灯に包まれた平和公園
2011年8月6日、広島市中区 平和公園で午前中に行われた平和記念式典の後 夕方5時半頃からは原爆ドーム側にある元安川にてとうろう流し が行われ、犠牲者の冥福と平和への祈りが込められた 灯篭を多くの人が流していました。画像 動画はこちら
2011年8月6日、広島市中区 平和公園で午前中に行われた平和記念式典の後
夕方5時半頃からは原爆ドーム側にある元安川にて
とうろう流し が行われ、犠牲者の冥福と平和への祈りが込められた
灯篭を多くの人が流していました。
この日に流された 灯篭(とうろう)は約8000個。この中には
毎年1千万羽、世界中から送られてくる折り鶴の再生法として
平和公園に捧げられた折り鶴をすき直した紙も使われています。
「折り鶴に込められた想いを[昇華]」。
沢山の人の想いが詰まった灯篭流しとなりました。
広島から、平和の願い 灯篭とともに発信
一瞬にして多くの人の命が奪われたあの夏から66年。
Photo by aljazeera.net
沢山の人の支えと、頑張りによって 広島はこんな街に復興を遂げました。
まずは以下より、灯篭流し の様子を動画でご覧ください▼
広島 灯篭流し、2011年8月6日 動画
セミの鳴き声が暑さを増す中、夕暮れ時からたくさんの
灯篭が流されます。元安川に色とりどりの灯篭が浮かぶ姿を
一目見ようと平和公園へ架かった橋やその周りに人が集まり見物
していました。
そんな中にも「休む場がない」からと、マナーの悪い人も。
ちょっと悲しい一場面を目撃してしまいました。
灯篭は「ピースメッセージとうろう流し」の実行委員会側が流すものと
自分で流す「手流し流灯」もあります。
自らの手で祈りの火を川に放とうと、入り口まで長い列をつくり
順番に流して行きます。
受付で灯篭の和紙を購入、メッセージなどを書き込み
川のそばで 実行委員の人の手を借りながら灯篭を組み立てます。
流れの穏やかな川に浮かんだ灯篭は
こどもたちなどが川の中ほどまで連れて行ってくれ、ゆっくり下流へ。
みんなの祈りが、日本中へ、世界中へ届きますように。
ちなみに、海外で報じられた8月6日広島の様子は以下▼
Japan remembers Hiroshima 動画
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