公開:2011/12/13 Mika Itoh │更新:2017/04/08
魔除けになる?!神楽面の絵付け体験をやってみた (広島 神楽門前湯治村)
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夜見るとドキッとしてしまいそうだけど、自分で作るとなぜか可愛く感じてしまう神楽面。神楽門前湯治村で神楽面の絵付けに挑戦してみました!神楽を観たあとに体験すると、より楽しいですよ。
神楽門前湯治村(広島県安芸高田市)で、初めてちゃんと見た 神楽。広島県内のあちこちで 神楽が盛んなのは知っていましたが、実際に見てみるとスピード感やキレがあって 結構おもしろい!
神楽の衣装体験までさせて頂いて、ますます興味が湧いてきたので、今度は神楽面の絵付け体験もやってみることにしました!
ホントのところ、実際の神楽を見るまでは、近くに飾ってあっても全く興味が無かった神楽面。
しかし不思議なもので、ステージを見て、衣装に触れると神楽のあの強面なお面が、なんだか身近に感じてきます。
神楽面の絵付け体験!ひょっとこ、天狗、鬼など好きなキャラを塗ってみよう
神楽面の絵付け体験が出来るのは、安芸高田市にある神楽門前湯治村の中の「体験工房」。先日見てきた神楽のステージのすぐ隣にあります。
まずは、ショーケースの中から、絵付け体験をしたいお面のデザインを選びます。
絵付け用のお面は、2500円くらいからあり。ひとまず一番安い、2500円のお面の中から探しました。ちなみに、「絵付けは苦手」 「出来上がった神楽面が欲しい!」という人のために、完成品も販売されています。
私が選んだのは、これ。
上に立てて置いてあるのが出来上がりの見本で、下にある白いお面が、絵付けをしていくお面です。
このお面は、先日の神楽のステージで 姫が化けた、あいつです。
目の前に置かれたパレットに、少しずつ色を取りながらお面に色づけしていくんですが、このお面の場合、まずは「影」を付けるのが先だそう。
目の下や口元など、窪んだりシワがある部分に黒っぽい色の粉で影を入れていきます。
ひとまず、こんな感じ。
さて、いよいよ色づけですが、どのパーツから塗っていけばいいかは、先生が教えてくれるので、その通りに従いながらやっていきます。
まずは、目と唇をぬります。目はゴールドで、唇は赤で塗りつぶします。
塗ったら一度、ドライヤーで乾かして今度はツノを黄色で、頭を黒で塗っていきます。
「ゴーーーーーッ」
ただ今、ドライヤーで乾燥中。すでに、強面です。
塗った所が乾いたら、目や口の輪郭などを細い筆で書き入れていきます。隣の人が同じお面で絵付けをしていたのでのぞいてみると、なんだか上品な鬼に仕上がってます。
隣にある天狗も、なかなかです。
私の鬼は、というと・・・
かなり、イカツイ。 なかなか迫力ある感じに仕上がりました。
一通りパーツの絵付けが終了したら、艶出しスプレーのようなものを全体に吹きかけ、再びドライヤーで乾かします。
最後に、職人さんが木の板にお面を貼り付けてくれて、完成です!
コレはなかなかの・・・・。これ、どこに飾ろうか悩みますね(笑)
当初、見本にしていたお面と比べてみてもかなり迫力ある顔つきに仕上がった(目と口がデカすぎたか…?)ので、夜は目を合わせたくない感じですが、
それでも、自分で作ったから可愛いのです。
私は強面なお面を選びましたが、キツネや ひょっとこ、お多福など、可愛いお面も色々ありました。
神楽門前湯治村に行った時には、是非トライしてみてくださいね!
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