丸山公園の展望台、安芸高田市に個性的な形をした立派な展望台があった

向原の町を一望できる展望台、デザインもオモシロイ

しばらく歩いて登ると、ありました。こんなところに立派な展望台があったとは、ちょっとビックリです。

丸山公園の展望台は木造のようで、印象的な多角形のデザイン。展望台は4階建てで、中央に螺旋階段が付いています。

螺旋階段をのぼっていくその頭上はこんな感じになっている

全体のフォルムも個性的ですが、よく見ると一番下の階の面積が一番小さく、2階、3階へと上がるにつれて広くなる珍しいデザイン。一般的なタワーは上に行くほど小さく細くなるのに対して逆を行っています。

そんな特徴的な形をした展望台の頂上からは、山と山の間に広がる向原の町並みが見渡せます。

三次方面（北側）に広がる眺め

展望台から北側を眺めると、近くに芸備線の向原駅があり、単線の線路がその先へと伸びています。

この単線を交互に行き交う列車を眺められることも。ベンチもあったので、気候の良い時にはここでのんびりと過ごすのも良さそうです。

ちなみにこの丸山公園、展望台から少し下には慰霊碑があります。

広島市で被爆した方がこの町にも運び込まれ、救護所が設けられたという歴史もあるそう。この慰霊碑の前では追悼式が行われることもあるそうです。