公開:2016/02/03 伊藤 みさ │更新:2017/12/10
お好み焼き 平の家、溶き卵で仕上げる府中焼きのお店
- タイトルとURLをコピー
- 府中市 グルメ
府中市・府中焼きの老舗、お好み焼き 平の家は完成前に生卵(溶き卵)をトローっとかける独自のスタイル。時々出てくるカリカリミンチの食感がグッド。
広島県府中市中心部にある商店街を抜けた場所にある お好み焼き平の家。
昔ながらの白壁造りの建物で、清潔感のある外観です。
平の家の「お好み焼き」はミンチを使って焼く “府中焼き”スタイル。これに加えて、最後に溶き卵でフワっと仕上げるのが特徴的なお店です。
出来上がったお好み焼きに溶き卵をかける、仕上げが斬新な府中焼き
小麦粉などを水で溶いた生地に野菜・肉・麺を重ねて焼いていく広島のお好み焼き。その多くは豚バラ肉を使うのが一般的ですが、府中市のお好み焼き「府中焼き」はミンチ肉が使われています。
平の家でも、注文が入るとすぐに鉄板に薄く丸い生地をひいて、細切りのキャベツをどっさり盛る。
この上にミンチや天かすがのり、ひっくり返してゆっくりと焼いていく。
キャベツが蒸されて少しずつ平らになってくると、その上から大きなヘラでギュギュっと押さえる。その圧でミンチの脂がじんわり出てくるのが分かります。
通常なら、丸く焼いた卵の上にこれまで重ね焼いたものをそっとのせてひっくり返し、ソースをかけて完成…となりますが、平の家では卵は最後に登場します。
ソースをぬったら溶き卵をトローっとかける。もちろん生卵なので流れ落ちてしまうのですが、少し焼けてきたらトロトロになった玉子をすくいあげてのせていきます。かつお・ネギをのせて完成。
ヘラでカットして食べていくと、“卵かけごはん”のように卵が麺に絡んでくる。ソースの味がまろやかになって、やさしい味です。生卵が苦手な方は、注文時に伝えておくと焼いてくれます。
府中焼きといえば「さち」のように外側はミンチの脂でパリパリに揚げ焼かれているイメージでしたが、こちらは比較的柔らかめ。食べ進めていくと、真ん中あたりでカリカリミンチが出てきて、上のトロトロ卵との食感の違いがおもしろい。
店内はV字型にキッチンを囲む鉄板のカウンター席と、奥には鉄板付きテーブルのお座敷も。
商店街を抜けた、川沿いのお店。さらさらと流れる川の音にも癒される場所です。
お好み焼き 平の家 | |
---|---|
住所 | 広島県府中市出口町1102(地図) |
営業時間 | 11時~21時 |
定休日 | 火曜日 |
問合せ | 0847-41-4574 |
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトではアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- 小麦の奴隷、備後府中店を広島初出店!金賞のカレーパンが名物
- 茶畑で愉しむアフタヌーンティー!広島・上下町で
- 恋しき 閉店、文化財レストラン跡は今後
- 府中味噌カレー、ピリリ中辛で味噌の旨み効いた具だくさんカレー
- バルカカフェ、広島県府中市にシューズギャラリー一体型カフェ登場