公開:2015/05/17 伊藤 みさ │更新:2015/05/17
てつのくじら館、潜水艦を体感!現役の自衛隊員にも会える呉市の無料施設
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- 呉市 スポット 観光
てつのくじら館は、無料で見学できる海上自衛隊呉史料館。実物の潜水艦あきしおを陸上展示し中に入る事が出来ます。とても興味深い潜水艦の内部に潜入してきました。
“戦艦大和のふるさと”として知られ、海上自衛隊呉地方隊が置かれる広島県呉市中心部に、日本ではじめて実物の巨大潜水艦を陸上展示する博物館、てつのくじら館(正式名称:海上自衛隊呉史料館)があります。
てつのくじら館は、2007年に大和ミュージアムの向かいに開館。その名の通りクジラのような形をした潜水艦(全長76m、重量2250トン)が史料館の前に展示され、
順路に沿って見学していくと 最後にこの潜水艦「あきしお」の中に入って、操縦席に座ったり潜望鏡を覗くこともできます。この充実の体験型施設には、なんと無料で入ることが出来ます。
旅行口コミサイトの「行ってよかった!無料観光スポット2014」でも、海上自衛隊第1術科学校(江田島市)と共にTOP10入りした人気スポットです。
てつのくじら館で自衛隊員の生活を疑似体験
てつのくじら館では、掃海艇や本物の潜水艦を通して海上自衛隊の歴史や活動を知る事ができます。まずはその様子を動画でご覧ください。
館内はフロア別に以下のようなテーマで展示されています。
- 1階:海上自衛隊の歴史
- 2階:掃海艇の活躍(機雷など海中の危険物を取り除き航路の安全確保)
- 3階:潜水艦の活躍の資料展示と実物の潜水艦内部へ
あまり知られていない潜水艦や掃海艇の構造や役割なども、詳しく知る事ができます。
普段はなかなか間近に見ることが出来ない潜水艦徽章(きしょう=バッジ)通称ドルフィンマークも、世界中のものがコレクションされています。
展示館の3階から潜水艦に入ると、狭いスペースを活かしたつくりを体感できます。また、奥にあるブリッジ(発令所)では係の方が積極的に解説をしてくれ、いろんな豆知識も教えてくれたりします。
(必要最低限の通路しかないため狭い)
(サービスで暗転してくれる事も)
潜望鏡ものぞくことができ、“いっぱい写真撮りんさい!” とサービス満点。
(潜望鏡からのぞいた呉港の様子)
この潜水艦は実際に使用されていた「あきしお」で、昭和60年に進水し平成16年に除籍されるまで様々な場面で活躍。
実際に使用されていた潜水艦ですが、とてもきれいに使われているため傷みも少ない印象でした。潜水艦から出ると現役の海上自衛官が待つ 広報ブースに。
ここでは制服や帽子の試着をしたり、来館記念の写真も撮ることができます。
現役自衛隊員は月・火曜日を除き9時から16時30分まで毎日おられるそうなので、直接いろんな話を聞くことも出来そう。また、雨の日のお出掛けにもオススメですよ。
てつのくじら館(正式名称:海上自衛隊呉史料館) | |
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住所 | 広島県呉市宝町5番32号 |
開館時間 | 9時から17時(最終入場は16時30分) |
休館日 | 火曜日(祝日の場合は翌日休館)、12月29日から1月3日 |
料金 | 無料 |
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