公開:2021/10/02 伊藤 みさ │更新:2021/10/02
音戸渡船が事業廃止へ、呉市発表
音戸渡船の事業者は市に対し渡船事業の廃止を申し出。市民の足として長い歴史を持ちますが、定期航路は廃止へ。今後不定期航路での運航を含め活用方法が検討される
広島県呉市警固屋地区と、対岸の倉橋島を結ぶ渡し船
音戸渡船が事業を廃止することが呉市により発表されました。
写真は過去撮影のもの
音戸渡船は “日本一短い定期航路” として知られる渡し船。時刻表はなく、一人でも乗客がいれば出航。対岸では手を振ると迎えに来てくれるというものでした。
江戸時代に始まったという音戸渡船ですが、利用者の減少に加え船の老朽化も。船の故障により2021年7月から運休となっていました。
呉市は音頭渡船に対し、生活航路として運航に要する経費の一部を助成し支援してきましたが、この度事業者より事業の廃止の申し出があったことを発表。
新たな事業者の募集をするも「残念ながら定期航路として直ちに事業の継承には結びつかなかった」とのこと。
今後、不定期航路での運航を含め前向きな事業者や具体的な提案があれば検討される。
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