公開:2026/08/31 Mika Itoh │更新:2026/08/31
防衛省と契約【呉の日本製鉄跡地】複合防衛拠点として整備、民間企業も誘致・観光拡大にも期待
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呉市の日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地を、防衛省が正式に取得。日本製鉄と契約を交わしました。ここは「多機能な複合防衛拠点」となり民間企業も誘致、観光拡大も期待されています
防衛省は2026年8月28日、広島県呉市の日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区跡地を取得する契約を、日本製鉄と締結しました。

日鉄跡地の大規模な跡地の活用については、防衛省と日本製鉄の間で売買契約締結に向けた基本的事項について2025年7月に合意し
防衛省が「多機能な複合防衛拠点」の整備を進める方針で話が進められていましたが、
今回 土地の取得契約が正式に締結されたことで、拠点整備に向けた動きが新たな段階に入ります。
防衛省が整備する「多機能な複合防衛拠点」とは
防衛省が整備を計画している「多機能な複合防衛拠点」とは、具体的にどんなものなのでしょうか?2025年3月に発表された主な機能は以下の通り。
- 装備品などの維持整備・製造基盤(民間の誘致を含む)
- 防災拠点(ヘリポートや物資の集積場など)及び、部隊の活動基盤(艦艇の配備、訓練場など)
- 岸壁などを活用した港湾機能
日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地は海上自衛隊呉基地のそばにあり、この基地には主要部隊や多くの艦艇が配備されています。

また、海田町にある陸上自衛隊の駐屯地や、米軍基地と自衛隊基地のある岩国にも近いなど地理的条件が良いことなどから、
日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区跡地に「多機能な複合防衛拠点」を整備することを決めました。
民間企業の誘致、観光拡大なども
今後は拠点整備に向けた準備が進められることとなりますが、今回の発表で注目されるのが、跡地への民間企業の誘致です。
防衛省は、本件土地の有効な利活用が地元にも利益をもたらすとして、「民間企業誘致エリア」への参画を希望する企業の募集手続きを開始する予定。
この民間企業誘致エリアがどんな風に活用されるのか、そしてどんな企業が進出するのか、こちらも注目を集めそう。
また、呉市長も以下のようにコメントし期待しています。
市内事業者の受注機会の確保や雇用の拡大、先進的な研究の実施、防衛に関わる観光拡大の可能性、交流人口の拡大、運動場の利用など、さまざまな面で呉市の活性化につながる
長年にわたって呉の産業を支えてきた日本製鉄の跡地。これからどのような場所へ生まれ変わるのでしょうか。
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