鞆の浦 対潮楼(福禅寺)のお座敷から、絵のような絶景をご覧あれ
福山市鞆の浦の 対潮楼(たいちょうろう)は、福禅寺(ふくぜんじ)の本堂に隣接する客殿。江戸時代に作られたこの座敷からの眺めは素晴らしく、朝鮮通信使の迎賓館として使用されました。
福山市に古き良き風景の残る、鞆の浦(とものうら)。この場所の観光の中でも1、2を争う「撮影ポイント」なのが、福禅寺の対潮楼(たいちょうろう)のお座敷です。
江戸時代の頃、朝鮮からの使いの人達はこの対潮楼 ( 福禅寺 )を好んで宿泊施設として使われていたそうです。その理由は、なんといっても対潮楼から見える瀬戸内海に浮かぶ島々がとても美しく目に映るから。
このような通信使たちが多く利用していたこともあり、対潮楼 ( 福禅寺 ) には様々な文献がのこされています。
鞆の浦 対潮楼は「朝鮮よりも東で一番美しい景勝地!」
1700年代に訪れている、正徳元年の使節団はこの地を「日東第一形勝(朝鮮よりも東で一番美しい景勝地)」と評しているほど。
下から見ると、石垣の上に作られた対潮楼。裏手に回ってから中に入るようです。鞆の浦らしい、細い路地を登って行くと突然看板が。
この周りには史跡が多いのですが、民家も多い。以下のような地図を参考にしながら歩いて行きます。
門から入って行く。なんだか雰囲気ありますね。
受付を済ませて中に入り、畳の廊下を行くと畳の広間に。ここがその客間(お座敷)として使われているんですね。
しっかりと景色が見えるように、ワイドにとってあって瀬戸内の島々や福寿堂がバッチリ見えます。
鞆の浦 対潮楼 からの眺めは、以下の動画でご覧下さい。
お座敷の奥にはその福寿堂がしっかり見えるように望遠鏡が備え付けてあり、手が届きそうな位置に見ることができます。
さらに奥には仏が供えられていて、色合いも美しい…!その他にも壷や「日東第一形勝」と木の板もそのまま残っています。
展示されているものは受付の方にリクエストすれば案内しながら見られるようです。
史跡めぐりの合間にここへ来て、畳の間にゆっくりと腰を下ろして 坂本龍馬も眺めたであろう美しい自然をじっくりと堪能してください。
▼鞆の浦 福禅寺
住所:広島県福山市鞆町鞆2
利用時間:8時00分から17時00分まで
拝観料:200円(小学生以上)
駐車場:なし
電話:084-982-2705
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