公開:2016/10/03 Mika Itoh │更新:2016/10/02
一面が光に包まれる!辻八幡の神殿入、三次で230年続くお祭り
畑一面に光が浮かび上がり、灯篭を持った人々が行列をつくって神社へ参拝する三次市吉舎町の秋の例大祭前の光の祭典(伝統行事)。とても幻想的で美しいイベントです。
広島県三次市吉舎に伝わる伝統神事、辻八幡の神殿入(つじはちまんのこうぞのり)が2016年10月8日に開催されます。辻八幡の神殿入は、吉舎町に約230年もの歴史を持つ伝統行事で、広島県の無形民俗文化財にも指定されています。
夜遅い時間からスタートして深夜まで続くこのイベントは、豊作を祈願したお祭り。この地域で天候不良が8年も続いて農作物の収穫が出来ず辛い時期を過ごしていた時に、豊作祈願の神頼みをしたのが始まりなのだとか。
写真は2010年開催時の様子
21時の花火をスタートの合図に、各家や各集落の氏子が竹に吊るした灯篭を持って、太鼓や鐘の音に合わせて笛を吹き神社へ行列を作って参拝します。灯篭で美しく飾り付けられた八幡神社周辺や、行列の光が流れていく姿などが、とても幻想的で美しいお祭りです。(過去の開催時の様子)
名称 | 辻八幡の神殿入(つじはちまんのこうぞのり) |
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住所 | 広島県三次市吉舎町辻 辻八幡神社 |
日程 | 2016年10月8日 21時~深夜まで |
問合せ | 0824-43-3112 三次市吉舎支所 |
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