海上自衛隊のフライトシミュレーター体験!岩国航空基地祭で
岩国航空基地祭2013で実施された 展示飛行と シミュレーター(OFT)の様子を画像と動画でご紹介。貴重な映像もたっぷりです
岩国航空基地祭2013 では ファンシードリルや 航空機地上展示だけでなく、所属航空機の性能などを展示(披露)する 展示飛行や 救難機US-2・災害時の輸送などを行うヘリコプター(回転翼機)MH53E のフライトシミュレーター体験も実施されました。
展示飛行 では海上自衛隊初のジェット機と言われるU-36Aと、
電子戦訓練支援機(護衛艦の電子戦訓練の支援)UP-3Dが頭上を飛び 観客からは歓声も上がりました。
プロペラの一つを停止させて飛んだり、機体を斜めにして飛んだり…と熟練したパイロットの業が披露されます。(機体の角度を変えると、重力により自分の体重の数倍もの負担がパイロットにかかるため これに耐えながら他の機体と足並みを揃えて操縦する事は 危険を伴うスゴイ技なのだそうです)
展示飛行の様子を写真と動画で!
まずは展示飛行の様子を以下からお楽しみください▼
岩国航空基地祭 展示飛行 Iwakuni Air Station Festival
(展示飛行を楽しむ観客たち)
(広報の方も見守り中)
訓練で使用されているシミュレーターに乗り込み、機長にナリキリ!
パイロットが実際に訓練を行っている 操縦訓練装置(フライトシミュレーター、OFT)へも入る事ができるのが 岩国航空基地祭の楽しみの一つ。(小学生以上が対象・完全事前予約制)
救難飛行艇US-2 のシミュレーター体験の様子を、許可を頂き撮影しましたので以下からどうぞ!
US-2 シミュレーター体験 Flight simulator(岩国航空基地祭)海面での離着水、トラブルの発生(雷やエンジン全停止) など万一の時に対応できるように万全の体制で臨めるようにこの装置で訓練するんですね。装置を外から見ると、白い大きな箱がユラユラ揺れたり 傾いたりして実際の機体に乗り込んでいるような体感に。
内部に入ると数人が乗れるようになっていました。USの場合はパイロットの他、「救難航空士」も後ろに乗務するのだそうです。
10分の体験の中でモニターに映し出される景色はどんどん変わって行き、離着水や 雷・トラブルが次々と起こります。(その様子を後ろにスタンバイしているスタッフの方が解説してくれます)
(後ろでスタッフの方が操作中)
(全てのエンジンがトラブルで停止してしまった…!というシュミレーション)
このUS-2シミュレーターでは基本の飛行訓練の他、洋上(海上)救難訓練、洋上離着水訓練ができるそうです。
東日本大震災でも活躍したヘリのシュミレーターも体験搭乗
掃海輸送ヘリMH-53Eのシミュレーターは 外観はUS-2のものと似ていますが 意外と内部はコンパクト。操縦席の前にあるボタンやメーターの仕様も違います!
(整備の方が毎回チェックしてる)
MH-53Eはヘリコプターの最大級の大きさで 機雷掃海(機雷とは地雷の海版のことで、これを処理して取り除く事)、輸送機能を持つ機体。東日本大震災の発生の際には 支援物資の輸送などに出動したそうです。この機体が持つ「ならでは」の機能や振動も体験できる シミュレーターです。
訓練器材講堂には、救難飛行艇US-1AとUS-2・掃海輸送ヘリMH-53E のシミュレーター、全3機が用意されていて 1機が数十億円もするとか…!日常では体験できない、貴重な機会に子ども達も瞳を輝かせていました。
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