広島高速5号線、トンネル工事の現場見学会を実施
広島駅北口から山陽自動車道まで直結する高速道路「広島高速5号線」の工事現場が見学会を実施。トンネル掘削機「シールドマシン」の組立の様子やトンネルが出来るまでが解説されました。
JR広島駅の北口で現在工事中の「広島高速5号線」の現場見学会が、2018年4月28日に開催されました。
この日の現場見学会では、トンネル工事をするための穴を掘っていく機械「シールドマシン」が組み立てられている様子や、工事にまつわる機材などが紹介されました。現地は、以下の場所。
見学会資料より
駅北に新社屋が誕生した広島テレビのそば、株式会社イズミの本社横から高速道路へと繋がる道が出来ており、山に突き当たったところから広島高速5号線のトンネル工事が進められています。
広島高速5号線、見学会の様子
見学会のメインは、トンネルを掘る機械「シールドマシン」。この機械はとても巨大で、その重さはなんと、ジャンボ機の約7倍にもなるんだとか。そのお値段も凄く、およそ60億円。
シールドマシン 完成イメージ
そのため、現物を運ぶことが困難なので、部品を輸送し現場で組み立てていく。その組み立てには半年以上かかるといいます。
今はまだ組み立て中
シールドマシンの掘削面は「カッターヘッド」と呼ばれ、ここには沢山のカッターが取り付けられています。
これらのカッターで山を削っていきながら、出てきた砂などを吸い込んでいき、
土砂分離装置
その砂は、隣に設置されている「土砂分離装置」の振動で振るいにかけながら処理していく。現場の雰囲気は、以下の動画より。
シールドマシンの組み立ては、1月から8月まで8ヶ月間もかけて行われる予定。組み立てが完成したら、この場所と、反対側の温品からの両方から掘り進めていき、合流させるとのこと。
広島高速5号線は、広島駅北から山陽自動車道の温品ジャンクションまで繋がります。
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