公開:2021/09/14 伊藤 みさ │更新:2021/09/14

広島の街なかをピースにするデザイン5選、9月から順次設置へ

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「広島の街なかをピースにするデザイン」をコンセプトに募集し、採用された5作品が県内各所に設置されます。

“待ちなかをピースにするデザイン”5作品が、2021年9月中旬から順次、展開されます。

広島の街なかをピースにするデザイン5選、9月から順次設置へ

「街なかをピースにするデザイン」 とは、広島県が主催するプロジェクトのテーマ。(運営:株式会社ロフトワーク)

HIROSHIMA DESIGN CHALLENGE というプロジェクト名のもと、広島県内の事業者が「デザイン」を活用しクリエイターと共同で新しい製品・サービスの開発に挑戦するというもの。

原爆の投下により、壊滅的な状況から復興を成し遂げた平和拠点として世界から認知される広島。これからも平和に貢献していく使命があると考えられる。

広島のデザインについて考える上でも「平和」というキーワードは不可欠な要素 “piece(ピース)”であり、テーマの中心に “peace(平和)”を据え街なかの空間や設置物などの開発に挑む というのがこのプロジェクトの趣旨となっています。

以下は、5つのデザインと設置場所一覧。

「Porta」

広島の街なかをピースにするデザイン Porta

事業者:カミハチキテル からのお題「空きスペースを活用する商業空間のデザイン」
デザイン:U.K Concept&Design 上松 和磨
イタリア語で玄関、入口の意。
Porta はこれまで通り過ぎるだけだった道を「過ごす道」へと変える、来街者の新しいきっかけをつくる入口です。Porta はまちに「なにかあるんじゃないか(something else)」という期待感と活気ある場を醸成します!

設置場所:調整中

「オンライン灯ろう流し ー灯ろうに込めるメッセージー」

広島の街なかをピースにするデザイン オンライン灯ろう流し

事業者:株式会社スマートコムシティひろしま からのお題「広島を元気にするデジタルサイネージのデザイン」
デザイン:ヒロシマ「 」継ぐ展実行委員会 久保田涼子
8月6日にオンラインで届けられた平和への想いを、広島のサイネージに投影。(現在は次年度のオンライン灯ろう流し参加の啓発動画を放映)
設置場所:広島県内の18箇所に設置(おりづるタワー、サンモール ほか)

「woonelf fense(ボンエルフ フェンス)」

広島の街なかをピースにするデザイン woonelf fense

事業者:株式会社ダイクレからのお題「人が立ち止まりたくなる水辺のデザイン」
デザイン:大田 一朗
直線的な通路に対してわずかな凹凸を設け、自然な滞留を誘うことで人流速度を抑制する。通行する人と滞在する人が共存するデザインを目指した。
通行する人は凹凸を緩やかに通り過ぎ、滞在する人は凹凸に滞留して座って過ごしたり、景色を眺めることができる。ボンエルフ(オランダ語: woonerf)とは、生活道路において車道を蛇行させるなどして自動車の速度を下げさせ、歩行者との共存を図ろうとする道路のことである。

設置場所:広島県立びんご運動公園

「エントランスファニチャー sisui」

広島の街なかをピースにするデザイン エントランスファニチャー sisui

事業者:株式会社ディーネットからのお題「多目的防水ボックスのデザイン」
デザイン:iii architects
日常でも災害時でも使いやすい玄関先の家具を提案します。普段は奥にしまっておく防災グッズが、家具の機能を付け加えて日常的に親しまれるものとして置かれることで、日頃から災害への備えの意識を育みます。
設置場所:広島県民文化センター(9月中旬よりテスト設置予定)

「THREE-PIECE CHAIR」

広島の街なかをピースにするデザイン THREE-PIECE CHAIR

事業者:RiverDo! 基町川辺コンソーシアム からのお題「川を眺める時間のデザイン」
デザイン:米田 浩介
川を眺める時間・気分に寄り添う椅子、THREE-PIECE CHAIRです。くつろぎたいと思ったときに簡単に取り回せること、川に近い視点とすること、足元の草・石・小枝に手が届くことを重視してデザインしました。同形状の3パーツ構成とすることで、持ち運び性、傾斜に対する安定性だけでなく、低コスト、高生産性を実現します。松永の下駄のような、気軽に「つっかけ」的に使える椅子になりたいと思います。
設置場所:2021年10月23日、24日開催予定の「川辺に来ん祭 2021」にて、ワークショップを開催しお披露目予定

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