大野西小学校と中学校が統合、各地で一貫教育型への移行が相次ぐ
広島県廿日市市にある大野中学校と大野西小学校が、小中一貫教育となることが決定しました。隣あって建つ校舎やグランドなどの施設を一体型にし、1~6年生(小学校)と、7~9年生(中学校)を同じ敷地で学ぶ、9年間の小中一貫教育とする。
広島県廿日市市にある大野中学校と大野西小学校が、2015年4月の開校を目指して小中一貫教育となることが決定しました。
隣あって建つ校舎やグランドなどの施設を一体型にし、1~6年生(小学校)と、7~9年生(中学校)を同じ敷地で学ぶ、義務教育の9年間が 小中一貫教育となります。
photo by 大野西小学校
大野中・大野西小は小中一貫教育に向け、老朽化していた校舎や体育館など施設も、新しく建て替えられる予定。
鉄筋3階建ての校舎とグランド、プール、武道館、パソコン室を兼ねるメディアセンターなどが出来、建物は地震対策(耐震化)もして、およそ総事業費39億6000万円かけて建設される予定とのこと。
進む少子化も、一貫教育型を後押しに
廿日市市は「木のまち」でもあるため、新しく建設予定の校舎には廿日市市のヒノキの間伐材などが使われる予定になっており、校舎の屋根には太陽光発電パネルも設置される。
ちなみに、同校の2年前のデータによれば、小学校の生徒数は602人、中学校は316人。約20年前の大野西小学校の生徒数は、およそ倍の1400~1500人。少子化が進み、生徒数が激減してきたことも、一貫教育への後押しになっていそうです。
ちなみに、広島県内ではこの他にも一貫教育になっているエリアは少なくなく、以前ご紹介した紫の校舎が特徴的な府中明郷学園も一貫教育となり、2010年の夏に新校舎が完成しています。
尾道市にある生口島でも、少子化などに伴い島内にある2つの小学校が統合して「瀬戸田小学校」になり、生口中学校は瀬戸田中学校と2013年に統合することが決まっている。
また、廿日市市内でも、宮島や吉和などがすでに、小中一貫教育型となっています。
※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。予告なく変更される場合がありますので、ご利用の際はご確認ください。
あわせて読みたい
- 華やか!和菓子のバレンタイン「バラ一輪」など、広島・御菓子所 高木から
- ユニークな広島の節分祭いろいろ!2023年開催イベント
- 綾瀬はるか 広島でトークイベント「平和・未来について考える」県内の中高生の聴講者を募集
- 大阪・広島の、熱すぎる「お好み焼き愛」徹底リサーチ!ロコだけが知っている 2月放送
- 広島で「江原啓之の人生相談」3月開催
- 有吉が地元・広島めぐり「有吉弘行の故郷に帰らせていただきます。」第7弾を2023年2月放送