ヒロシマを語るお好み焼き店、全国放送
広島でお好み焼き店を営むロペズさんが、広島の人たちの平和への思いを正しく伝えたいと葛藤する様子を追ったラジオ特集「ヒロシマを語るお好み焼き店」が8月5日全国放送(6日は中国地方のみ再放送)
ヒロシマを外国人観光客に正しく伝えたいと模索するお好み焼き店主らの日々を追った「“ヒロシマ”を語るお好み焼き店」が、原爆の日ラジオ特集として放送されます。
広島市西区のお好み焼き店・ロペズ(LOPEZ)の鉄板の前で腕を振るうのは、グアテマラ出身のフェルナンド・ロペズさん。
あらすじ
ロペズさんは、内戦に荒れる母国を離れ日本人と結婚して広島に移り住んだ。妻の母は被爆者だった。多くの外国人観光客が訪れるこの店では、ロペズさんに被爆について質問が飛ぶこともある。
できる限り答えようとするが、時には「なぜ広島の人はアメリカを憎まないんだ?」といった質問も。広島に暮らして23年になるロペズさんだが、うまく答えられず思い悩むこともある。
そんなお好み焼き店を訪れたのは、アメリカ出身のポピオ・メアリーさん。6月から近くのゲストハウスで働き始めた。初めて訪れた長崎で被爆について学び、より深く知りたいと広島に来て3年。
世界中からやってくる人たちにヒロシマの思いを伝えたいと考えているが、原爆を落とした側のアメリカ人という立場でどうやって平和の心を伝えればいいか悩んでいる。
メアリーさんは、被爆者の証言を聞くなど、平和文化の研究を続けている。いま、原爆資料館を訪れる外国人観光客は43万余りで、6年連続過去最多。世界中の人々に被爆の実相を、いかに伝えるかが課題となっている。
そんな中、外国人であるロペズさんとメアリーさんが、広島の人たちの平和への思いを正しく伝えたいと葛藤しながら模索する日々を追う。

「“ヒロシマ”を語るお好み焼き店」は、全国放送が2019年8月5日ラジオ第1にて午後10時05分~10時55分まで、中国地方向けの再放送がラジオ第1にて8月6日の午後8時05分~8時55分まで。
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