公開:2020/03/14 伊藤 みさ │更新:2021/01/25

広島の移動が快適に!モビリー(MOBIRY)スマホ見せるだけのデジタルチケット

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広島でデジタルチケットサービス「モビリー(MOBIRY)」がスタート。路面電車・バス・フェリー・ロープウエーなどがスマホを見せるだけで乗り降り自由に!デジタルチケットの事前購入で利用可能に

広島県内の移動と決済が快適になるサービス「モビリー(MOBIRY)」が、2020年3月10日より開始しました。MOBIRYの運営を行うのは、広島電鉄株式会社。

モビリー(MOBIRY)は、広島の行きたいエリアと利用したい交通機関を組み合わせた乗車券をスマホで事前購入しておくと、使用時にはスマホを見せるだけで乗降り自由になるデジタルチケットサービス。

モビリー(MOBIRY)広電がスマホ見せるだけ!のデジタルチケット導入

モビリー(MOBIRY)で利用可能な交通機関の運行事業者は、以下の通り。

路面電車・バス・フェリー・高速バスなど必要な交通機関を組み合わせて事前にスマホで購入しておけば、乗車時は紙のチケットは不要。スマホを見せるだけで自由に乗降りでき、キャッシュレスでスムーズな移動が可能になる。

モビリー(MOBIRY)のチケットは、時間単位で購入

モビリー(MOBIRY)の名称は、移動のしやすさを意味するモビリティ(Mobility)、携帯電話のモバイル(Mobile)、“運ぶ”のキャリー(Carry)を掛け合わせたもの。

モビリー(MOBIRY)ロゴ

チケットは時間単位(8・24・48・72時間)で購入し、目的地別に便利な組み合わせがセットになったプランが用意されています。以下はプラン例。

  • 広島市内全域(路面電車のみ):8時間 大人600円、小児300円
  • 市内+宮島(路面電車+フェリー):24時間 大人900円、小児450円
  • 広島県全域(路面電車+フェリー+バス):24時間 大人小児共通 1000円

※上記価格は2020年3月14日現在のもの。

このほか、呉・県北エリアのチケットや ロープウエーなどオプションを付けることも可能。なお、利用回数に制限のある施設(フェリーやロープウェー等)は、施設に貼付されているQRコードをスマホカメラで読み込んで利用する形となる。

「スマホで使うチケット」には、専用アプリが必要そうなイメージがありますが、モビリー(MOBIRY)はウェブブラウザ(Google Chrome, Safari等)があれば利用出来、

広島の移動がスマホで快適に!モビリー(MOBIRY)広島電鉄が開始
※画像はイメージ

事前に購入しておけば、当日はモビリー(MOBIRY)のサイトにログインし画面を見せるだけでOKとなっています。

日本語のほか、英語にも対応。

2021年2月1日より機能拡充、経路検索・シェアサイクルにも対応

モビリーは観光客の利便性向上・地域内の回遊性を高めるために2021年2月1日より経路検索機能やシェアサイクルなどとの連携機能を追加。

シェアサイクル1日パス
広島市のシェアサイクル「ぴーすくる」と連携。モビリー上でシェアサイクル1日パス(税込1100円)が購入可能になる。広島市内にある、好きなポートで何度でも自転車の利用・返却が可能。
経路検索機能
モビリーのトップ画面に経路検索ボタンを設置。電車やバスだけでなく、船舶やシェアサイクル等も含めた結果が表示される。この検索結果から関連するチケットを購入することができる。
QRコードで履歴・特典発券
公共交通機関や観光・商業施設に設置されるQRコードを読み取ることで利用履歴を記録。モビリーではそのデータをもとに人の流れを分析し便利な周遊チケットの発売を目指す。利用者は割引チケットや特典を取得できるように。
対応言語拡充
サービス開始当初より英語表示には対応していたが、この度から中国語(簡体字、繁体字)、韓国語を加えた5か国語表記機能を実装する

詳細・チケット購入についてはMOBIRY公式サイトでご確認ください。

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