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公開日:2018.08.14 Mika Itoh /最終更新日:2018.08.14

盆灯篭があざやかな、広島のお盆の風景

広島県ではお馴染みのお盆の風景、お墓のまわりカラフルな盆灯籠。お盆前になると、スーパーやコンビニ・酒屋などでも盆灯篭(盆灯籠)が販売されます。広島県西部に残るお盆の風習です。

お盆前になると、スーパーやコンビニにも並ぶ盆灯篭(盆灯籠)

盆灯篭があざやかな、広島のお盆の風景

広島のお盆に飾られる盆灯籠は、初盆(新盆)には色紙や装飾は使わず、まっ白な盆燈籠を使います。

広島の盆灯籠、初盆は白い灯篭を飾る

それ以降の年は、赤・青・黄などの色紙を貼って作られる、カラフルな盆灯篭をお墓の周りに立てます。すると、あざやかな灯篭の飾りがサラサラと風で揺れて墓地は一気に華やかに。

お墓のまわりに盆灯籠を立てるのは広島ならでは

県外の友人に、「ねぇ、あれって何?」と聞かれるまで、どこの県でもお盆には盆灯籠を飾るものだと思っていました。

盆灯篭があざやかな、広島のお盆の風景

実はこの景色、広島県独特の風習なんだそうです(香川県の中心部で一部行う地域もあるとか)。広島の盆灯篭はもともと、浄土真宗本願寺派の安芸門徒の信徒が広めた風習だと言われていますが、

広島では宗派関係なく、お盆には盆灯籠を飾ることを認めている寺院が多く、お盆の時期になるとあちこちの墓地にはあざやかな盆灯篭を備えて先祖をお迎えしています。

地域によって違う、盆灯籠のカタチ

広島のお盆に飾られる盆灯籠の価格は、大きさにもよりますがだいたい1本 600円~1000円前後。

広島県の盆灯篭

盆灯籠は六角形になっていて、それぞれの面に色紙を貼っていますが、1面は下の部分を切り離してありヒラヒラしています。あれは、雨が降った時に 盆灯篭に水が溜まらないようにするためと、風を通すために開けてあるのだとか。

ちなみに、同じ灯籠でも切子灯篭 と呼ばれる、以下の灯籠。

切子灯篭 画像

こちらは愛知県で初盆のときに飾られている盆灯籠なのだとか。お墓のまわりではなく仏前に飾るものですが「切子灯篭」と呼ばれる一番背の高い灯篭の形など、珍しいですよね。

お盆1つとっても、各地域によってこんなに違うんですね。

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