公開:2024/07/02 伊藤 みさ │更新:2024/07/02
日本初上陸「ハウルの動く城」大型タペストリーを広島で展示、金曜ロードショーとジブリ展で
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- 広島ニュース
ユネスコ無形文化遺産に登録される、長い歴史と技術を持つ「オービュッソン(フランス)のタペストリー」でジブリ作品「ハウルの動く城」が描かれ、これが日本初上陸。広島でのジブリ展で展示されます
広島県立美術館にてはじまる「金曜ロードショーとジブリ展」を前に、
ハウルの動く城(夕暮れの動く城)の大型タペストリーが、2024年7月2日より無料展示されています。
大型タペストリーのサイズは高さ5m×幅5m。この巨大なタペストリーはフランス・オービュッソン国際タピスリー(タペストリー)センターで製作された織物です。
フランス中央部にある「オービュッソン」のタペストリー(タピスリー)は600年の伝統を誇り、国連教育科学⽂化機関(ユネスコ)の無形⽂化遺産にも登録されるなど長い歴史と確かな技術を持つことで知られます。
その織物文化を保存し、広く伝える目的で『オービュッソン、宮﨑駿の空想世界をタピスリーに織る』プロジェクトが進められ、これまでに以下4点のタペストリーが完成。
- もののけ姫
- 千と千尋の神隠し
- ハウルの動く城(2点)
今回展示される「ハウルの動く城(夕暮れの動く城)」は2023年4月に完成したもの。今後は「⾵の⾕のナウシカ」「となりのトトロ」を製作予定となっています。
ジブリ公式もタペストリーに「作品の世界観が伝わってくる」と太鼓判
展示の一般公開に先立ち広島県立美術館での展示セレモニーに出席した株式会社スタジオジブリ 野中晋輔執行役員は以下のようにコメント。
タペストリーを製作したいと最初に連絡があったのは2018年。届いた情報を⾒て、信頼出来るところに違いない、素晴らしいものが出来るはずだ、と判断し「どう作るかはすべてお任せします」と返事をしました。
本⽇、初めて実際にタペストリーを⾒て、本当にお受けして良かったと思いました。精巧ですが⼿作りならではの温かみがあり、⼤きいのでとても迫⼒があります。
作品の世界観が伝わってきます。⽇本で初めて、この広島の地でご覧頂くことが出来るようになり、嬉しく感じております。
日本初上陸の大型タペストリー「ハウルの動く城(夕暮れの動く城)」の展示は広島で初公開。
展示期間は2024年7月2日~9月25日まで。(7月8日のみ休館)※金曜ロードショーとジブリ展の会期とは異なるためご注意ください。
大型タペストリーの展示会場は広島県立美術館ロビーとなっているため、こちらは誰でも無料で見学可能となっています。
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