広島港 クルーズターミナル建設工事へ、宇品波止場公園は利用制限あり
広島港宇品地区クルーズターミナル(仮称)が宇品波止場公園内に新たに建設されます。これに伴い2023年7月6日より工事エリアが設けられ、公園の利用が制限されます
広島宇品港の宇品外貿第5バースでは国内外から多くのクルーズ船が受け入れられていますが、寄港したクルーズ船の乗客が円滑に出入国手続きを行えるよう、クルーズターミナルが整備される予定となっています。
クルーズターミナルが整備されるエリア(工事着工前)
広島県は公募型プロポーザル(設計施工一括発注)にて令和4年10月に契約した「国際拠点港湾広島港宇品地区クルーズターミナル(仮称)建設事業」で設計が完了したとし、完成イメージを公開。
さらに令和5年7月より宇品波止場公園内にてターミナル建設工事に着手すると発表しました。
広島の海の玄関口、クルーズターミナルは待合棟・CIQ棟の2棟に
公開された完成イメージは屋根の柔らかな曲線が印象的な建物。
「待合棟」と「CIQ棟」の2棟に分かれており、待合棟(延べ面積約400平方メートル)では待合エリアに加え展望スペース・給湯・トイレ・空調設備・Wi-Fi設備等が用意される。
「CIQ棟」とはCustoms(税関)・Immigration(出入国管理)・Quarantine(検疫)を備える棟で、延べ面積は約950平方メートル。
いずれもシンプルな外観ですが、公園のシンボルである「パラダイスの塔」とのコンビで広島を訪れる乗船客たちにちょっと印象的な寄港地となりそうです。
なお、このクルーズターミナルの建設工事に伴い公園内に工事エリアが設けられるため2023年7月6日から公園の利用が限定されます。公園駐車場などは利用可能のようです。
詳しくは上記図をご確認ください。
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