公開:2025/04/13 Mika Itoh │更新:2025/04/13
尾道・福本渡船が廃業「135年ありがとう」向島とを結ぶフェリー
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尾道水道(広島県尾道市)を渡り、尾道と向島とを結んでいた福本渡船(福本フェリー株式会社)が、135年の歴史に幕を閉じた。尾道市民の足として、また尾道を象徴する風景の1つとしても貴重な存在でした
広島県尾道市の駅そばから向島までを結んできた福本渡船が2025年3月31日を最後に運航終了し、福本フェリー株式会社は渡船事業を廃止しました。

当初は向島の住民にとってなくてはならない存在だった「福本渡船」は、かつて運賃が1円だったことから「1円ポッポ」の愛称で市民から親しまれてきました。

尾道水道を渡船がゆっくりと渡る姿は、尾道の代表的な風景の1つ。

福本渡船は廃業理由について「施設の老朽化」が原因と発表。1968年(昭和43年)には向島と本土側を結ぶ「尾道大橋」、岩子島と向島を結ぶ「向島大橋」が開通し、
その後1983年には向島と因島を結ぶ「因島大橋」などが出来、陸路が充実していくことで渡船利用者の減少も。
福本渡船は数々の苦境を乗り越えて、135年にわたって市民の足として活躍しました。
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