歩いて渡る「しまなみ海道」因島大橋で海上さんぽ！二輪車・歩行者の専用道「自転車道」を因島～向島まで

因島大橋では、歩行者や二輪車は「橋の入口」から違う！

二輪車や歩行者が、車と同じ橋の上を渡れる一般的な橋の場合、車も歩行者も橋への入口は同じですが、因島大橋の場合は入口から違います。

以下は、因島側から「因島大橋」に徒歩・自転車（二輪車）が入る場合。

橋の麓あたりから「因島大橋自転車道」へと接続している小さな橋を渡ります。もちろん、車はこの道は通れません。

橋桁の下までやってくると、入口部分に料金所があります。

二輪車はここで通行料（50円）を払います。なお、自転車は現在「しまなみサイクリングフリー」という割引企画が実施されているため、2024年3月末までは「しまなみ海道」のすべての橋の通行料が無料となっています。ちなみに、歩行者はいつでも無料。

二輪車の通行料金は、用意されているボックスへ投入します。

いざ、歩行者と二輪車の専用道へ！

動画で見る「歩いて渡る因島大橋」

以下の動画は、因島側から「因島大橋」を歩いて渡り、向島側の麓まで行ってみた様子。

車ではあっという間に通り過ぎる因島大橋も、歩くとたっぷり堪能できます。

お散歩やウォーキングにはちょうどいい距離で海風も気持ちいい。地元の人らしき方々が、橋を使ってウォーキングしている人もチラホラ見かけました。

また、じっくりと橋から景色も眺められます。

因島側には、大浜埼灯台やはっさく屋も見えます。

すぐ足元には、大きな船が行き交う様子も。

ちなみに「因島大橋自転車道」は、上を走る車道と同じくらいの幅があるのだろうと勝手に想像していましたが、実際はかなり細い。見た目の印象では、車道の1車線分（より少し広い？）程度の幅で、

それを歩行者用と二輪車用に縁石を境にわけられています。上りも下りも同じ道路を使うので、バイクがスピードを出して通行してしまうと、自転車の方はちょっとドキッとするくらいの幅でした。

因島大橋自転車道を渡る、サイクリストたち。

向島に到着。

因島側を見た風景

ここから麓の公園まで下りられるようで、階段が下まで続いていました。

因島大橋と立花臨海公園

小さな公園は、サイクリストの休憩ポイントにもなっているようで、サイクリスト用の自転車置き場もあり、木陰で休憩している人の姿も。また、車道まで出てくると小さな砂浜もあり、

釣りを楽しんでいる親子もいましたよ。

ちなみに、因島大橋の因島側の麓から向島側の麓までが約1.5kmくらいなので、徒歩で片道は20～30分くらい。

因島大橋は上に車道が通っているため、歩道（自転車道）は日陰になっていて涼しいですし、お喋りしながらならすぐ渡れる距離。また、橋の構造なども見ながら歩けるので、橋マニアさんも楽しめそうです。

しまなみ海道のレアな楽しみ方として「因島大橋のお散歩」おすすめです。