公開:2011/02/19 伊藤 みさ │更新:2023/01/01

大竹市玖波、山の上にある視力検査の「アレ」って?

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広島県大竹市を国道2号線を走っていると、山の上に見える視力検査の看板が。なぜあんな所に?!

広島県大竹市玖波。国道2号線を岩国方面へ下ると、右手の山の上に視力検査でお馴染みのランドルト環(C字型の視力検査)の看板がたっています。

大竹市玖波で国道2号線から見える 視力板

初めて見たときは、「えっ!?なんであんな所に?」と、2度見してしまいそうな不思議な光景なのですが、地元民にとってはお馴染みの風景。

しかし、「誰が?」「何のために?」を詳しく知る人は少ないかもしれません。

山の上の視力検査板は、大竹市立玖波中学校のPTAが設置したものだった

実はこの視力検査板、大竹市立玖波中学校のPTAが学校の裏山に取り付けたもの。現在のこの看板は2代目で、初代は1986年に建てられたという歴史ある視力板でした。

生徒に視力に対する関心を持たせ、父親の活動の輪を広げようと、PTA「玖波おやじの会」が中心になって作った「手作り」の作品なのだとか。

女子生徒や母親たちが学校で視力版の制作を担当。玖波中学校の敷地内には説明板があり、この位置から「望遠視力板」を見て視力検査ができる。しかも、眼科医のお墨付きというから驚きです。

大竹市 視力検査の看板が山の上に

説明板から検査板の距離は約400m。「毎日、遠くの山や緑を眺めて目の疲れを取り、心にゆとりを持ちましょう」とPTAからの「愛のメッセージ」が。

国道2号線から見える不思議なランドルト環は、玖波っ子の親達が子ども達を想う気持ちから出来た作品だったのですね!

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