尾道がロケ地！映画「高野豆腐店の春」麻生久美子×藤竜也 ほのぼの親子の日常描く

映画「高野豆腐店の春」あらすじ・予告動画

映画「高野豆腐店の春」ロケ地になった、尾道の撮影スポット

映画「高野豆腐店の春」では、尾道市の馴染みある風景がたくさん登場します。ロケ地になったスポットには以下があります。

尾道市役所

ふみえ（中村久美）の見舞いに訪れた辰雄（藤竜也）が2人で話している屋上は、尾道市役所本庁舎の5階にある展望デッキを病院の屋上に見立てて撮影されました。

尾道市役所の展望デッキからは尾道水道や尾道三山の眺望が見渡すことが出来、普段から市民に開放されているため誰でも入ることが出来ます。

撮影時は強い海風が吹いていましたが、画面では、娘・春（麻生久美子）への思いを打ち明ける辰雄の心を押す風となっています。

尾道本通り商店街／センター街

見合い相手にと父が企てた相手・イタリアンシェフの村上（小林且弥）と食事をした後、辰雄（藤竜也）と春（麻生久美子）がほろ酔いで家路に向かうときに歩いた夜の商店街は、尾道の市街地を東西に長く伸びる尾道本通り商店街。

昔ながらの店舗と旧商店に新規出店した店舗が共存する商店街は、高野豆腐店が息づく生活感を醸し出しています。

尾道本通り商店街／絵のまち通り

退院したふみえ（中村久美）が、ストリートピアノを弾く場面は絵のまち通りで撮影されました。ここでは地元エキストラも参加。

ちなみに使用されたピアノは、ロケ地の目の前にある雑貨店からお借りしたもの。撮影用のストリートピアノを探していたため、あまりの幸運にスタッフ、キャストの意気もあがったようです。

荒神堂通り

辰雄と春が喧嘩別れする夜の場面が撮影されたのは、尾道本通りと交差する小さな商店街。写真館、八百屋、居酒屋などが並ぶひと際懐かしい通り。

尾道渡し船フェリーのりば

ふみえ（中村久美）が普段使っている渡し船（フェリー）の桟橋。辰雄（藤竜也）がふみえを見送る場面が、夕景を狙って撮影されました。ゆったりと流れる尾道の時間を象徴するシーンとなっています。

向島（むかいしま）

ふみえ（中村久美）が一人で住む家のある場所。尾道水道を挟み南に位置する向島からは、尾道市街地の街並みも映し出されました。

土堂突堤（つちどうとってい）

尾道水道に突き出した突堤。行き交う船も間近に通る。

辰雄（藤竜也）と商店街の悪友たちが腰掛けてふみえ（中村久美）のことを話すシーンなどが撮影されました。夕焼けが似合う最も海に近い場所。

浄土寺

春（中村久美）に見合いをさせるために、辰雄と悪友がひと芝居打つための稽古を女子高校生に指導してもらうシーンを浄土寺で撮影。

浄土寺は小津安二郎監督の『東京物語』にも登場した場所で、三原監督が日本映画へのリスペクトを込めてこの地を熱望した。

住吉神社

こちらも同じく『東京物語』に登場した場所。「高野豆腐店の春」ではオープニングの情景に織り込んだ。

映画「高野豆腐店の春」の広島県での上映は、八丁座、イオンシネマ広島西風新都、シネマ尾道、福山駅前シネマモードにて。それぞれ上映期間が異なるため、確認してお出かけください。

©2023「高野豆腐店の春」製作委員会