サマーフェスタ江田島、海軍兵学校の夏まつりに行ってきた

規律正しく、丁寧な対応でビックリ！サマーフェスタin 江田島

「ドライバーの方は、ハンドルキーパーとしてこのシールを体のどこかに貼り付けをお願いします！」…と渡されたのは、ハンドルキーパー用のシール。

さすが。お祭りなどでよく「ハンドルキーパーを決めましょう」などの呼びかけはあるものの、シールなんて初めてです！

構内に臨時に作られた駐車場に向けて関係者の服を着た男の子たちが等間隔で案内している。…至れり尽くせり状態。

駐車場に止める位置も指定されて 祭り会場へも「あちらの方のように、道の端を歩いて会場に向かってください。他の車の進行の妨げになりますので…と、車から降りた瞬間から細かな指示が出ます。

ここはあくまでも国有地(基地)の中。一般人には分からないところで迷惑がかかったりするのかもしれないので是非案内にはしっかりと従って歩きましょう。

「進入禁止」のテープが至る所に貼りめぐらされていたりします。

一つ門を入っただけで、そこは異空間。白い制服を着て、背筋の伸びた男性たちを見る度に「おぉー、カッコイー！」と雰囲気に酔います(笑)

いよいよ祭りのメイン広場へ。近寄りがたい雰囲気を放つ建物の真ん中に「盆踊りします！」という感じの舞台と提灯が。

その周りには屋台やスタンプラリーなども。

揚げたこ焼き(6個入り400円)

自衛隊限定キューピーも、ある。
　

通称、赤レンガ の幹部候補生学校庁舎。

海軍兵学校生徒館としても使われていた建物はイギリス人建築家によって建てられたものだそう。

建設から100年以上も経っているこの赤レンガは古びた感じもせずキレイに使われているんだなぁという印象。

簡単には近寄れないオーラもあります。

その横には【教育参考館】。

勝海舟の書／特攻隊員の遺書／横山大観画伯の富士を描いた作品「正気放光」などなど、戦前の歴史的資料が16000点保存されていてその中の1000点が展示されているとか。外観は美術館というか、ギリシャ神殿風というか…こちらも迫力ある建物です。

第１術科学校学生館は入り口がガラス張り。

前の建物の老朽化で新しく12年前に建てられたそうで、とても新しい感じがする！1階の入り口そばのお手洗いだけは使えるようで入ってみたけどそこから先は係員が通せんぼ。。(もっと見たいー！)

しかし、この日はほとんどの建物が立ち入り禁止で唯一、18時までなら「坂の上の雲」のロケ地にもなったという大講堂が一般公開されていたそうですが、すでにこの時はしめきられていました。

いつもなら見学できるようなので(時間は決められていますが)ここから先が気になる方は江田島 海軍兵学校内を見学！の記事ご覧ください。

…とここでステージ中央で呉音楽隊の演奏がスタート。懐メロなどの曲で口ずさむ人もいましたよ。

その後は盆踊りがスタート。町内会の有志たちや、幹部候補生のゆるーいダンスメドレー(笑)、第1術科学校の学生たちの盆踊り…など。

　

日没の19時過ぎには護衛艦のライトアップがあるというのでそれまで待機。海辺にはいろいろな装置や船がいっぱい。

いろいろ見ていると、ついにライトアップ開始。

けど……ちょっと遠い…。

護衛艦うみぎり／護衛艦せとゆき／練習艦しまゆき

この3つが点灯したそうなのですが、どれが何か全く分からず。イメージ的にはこんな感じを想像していたのでギャップがありすぎました(笑)

(これは違う呉のお祭りにて撮影されたものだそうです)

例年ならばこの後花火があがるそうなのですが2010年は中止になったようです。

全体的には「身内を招くお祭り」という感じ。彼女や奥さん、おばあちゃんを呼んでいる人も多い。

ハシゴ車体験／ラッパ・手旗教室／江田島湾クルーズ体験／ペットボトルロケット発射体験などなど…16時から18時までは【体験コーナー】があったようなので楽しみ方はいろいろです。

見学会は随時行っているようなので、異空間を楽しみたい！内部に入ってみたい！という方は行ってみられては。

こんなのもあった！

▼海上自衛隊第１術科学校 HP
住所：広島県江田島市江田島町国有無番地
電話：0829-42-1211
見学について詳細はこちら

大きな地図で見る