公開:2009/08/25 Mika Itoh │更新:2021/12/11

宮島 弥山「獅子岩展望台」の眺望と、消えずの霊火堂・弥山本堂までの道のり

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宮島ロープウェイで獅子岩展望台までのぼって来ると、瀬戸内海のパノラマ絶景が広がります。さらに徒歩で向かう「消えずの霊火堂」「弥山本堂」「三鬼堂」への道のりをご紹介します。

宮島ロープウェイを使って、獅子岩駅までやってきました。

宮島 弥山「獅子岩展望台」の眺望と、消えずの霊火堂・弥山本堂までの道のり

宮島 弥山(みせん)登山で絶景を楽しむ!

弥山(みせん)は標高535mの山。
最高ポイントからの眺めは弥山展望台から見ることが出来ますが、

ロープウェイ終着駅の獅子岩駅を出てすぐの場所にある獅子岩展望台(標高433m)からも、綺麗な景色を見渡せます。

標高433m、宮島・弥山の獅子岩展望台

獅子岩駅を出て左手に歩いていくと、すぐに獅子岩展望台があります。

宮島 弥山(みせん)獅子岩展望台

展望台のまわりは、空の景色だけ!綺麗な青い空と海が広がります。

宮島・弥山の獅子岩展望台と周辺の風景
獅子岩展望台と周辺の風景

登っていくと、

弥山 獅子岩展望台の風景

眺望スポットに到着しました!

宮島 弥山「獅子岩展望台」の眺望

宮島 獅子岩展望台からの景色

瀬戸内海の景色ってこんなに綺麗だったんだなぁと、地元民ながら感じさせられます。山頂は1km先ですが、この景色でも十分満足出来ます。

宮島 獅子岩展望台からの景色

この場所にカフェがあったら何時間でも居られるなぁ。展望台のそばには、小さな東屋やベンチもあり。

弥山 獅子岩展望台

獅子岩展望台から山頂までの間には、

  • 消えずの霊火堂
  • 弥山本堂
  • 三鬼堂

などがあり、そこからさらに登っていくと「くぐり岩」の先に、弥山展望台(山頂)があります。山頂までの道のりは、以下のマップを参照。現在地(獅子岩)が赤いマークのところです。

弥山 山頂マップ

次に目指すのは、頂上と現在地との中間にある「消えずの霊火堂」(きえずのれいかどう)へ!

弥山「消えずの霊火堂」

獅子岩展望台から山頂までの道のりは、距離にすると1kmなのですが、その中間にある 消えずの霊火堂や弥山本堂までは、登ったり・下ったりの繰り返し。

これが運動不足さんには、ちょっときつい。

普段、体をまったく鍛えていない私のふくらはぎも、次第にパンパンになり悲鳴を上げ始めました(笑)

弥山 山道

のどをヒューヒュー言わせつつ、息切れしながらなんとか到着しました。

消えずの霊火堂 春の様子
消えずの霊火堂(春の様子)

消えずの霊火(きえずのれいか)とは、弘法大師(空海)が宮島で修行をした時に焚かれた護摩の火が、平安時代から今日まで、1200年もの間 消えることなく、昼夜ずっと燃え続けている霊火。

消えずの霊火2

弥山の七不思議 の1つ、なのだそうです。

この霊火を絶やすことなく燃やし続けている場所が、不消霊火堂(きえずのれいかどう) というこの建物。

消えずの霊火堂(秋の様子)
消えずの霊火堂(秋の様子)

広島平和記念公園の平和の火は、この火が元火なんですよ。

大茶釜の湯

ちなみに、この消えずの霊火(きえずのれいか)の上で沸かしている 「大茶釜の湯」は、万病に効く霊水と言われているそう。実際に飲む事もできます。

また、“消えない炎” ということで「恋人の聖地」にも認定されていますよ。

空海が建てた、弥山本堂

そして、不消霊火堂(きえずのれいかどう)の正面に建つのが、弥山本堂 ( みせんほんどう )。

弥山本堂 画像

弥山本堂 画像2

弘法大師(空海)が建てた御堂で、修行を行った場所なんだとか。

弘法大師(空海)が建てた、弥山本堂

弘法大師(空海)

本堂の中には、空海の像が祀られていました。

そして弥山本堂 の入り口には「ねがい地蔵」・「ごめんね地蔵」という名前の、可愛いお地蔵様が。

ねがい地蔵・ごめんね地蔵

このお地蔵様は、霊火堂の「消えずの火」の灰を混ぜて作られたものだそうです。

弥山・三鬼堂(さんきどう:三鬼大権現)

不消霊火堂(きえずのれいかどう)の横に伸びる階段を上がった正面に、三鬼堂(三鬼大権現)があります。

三鬼堂(さんきどう:三鬼大権現)

日本で唯一の鬼の神様なのだとか。

弥山の三鬼堂(三鬼大権現)

宮島観光協会によると、主神は時眉鬼神(大日如来の化身)・追帳鬼神(虚空菩薩の化身)・魔羅鬼神(不動明王の化身)という3鬼で、家内安全や商売繁盛の神様と言われています。

さて、ここまで来たら山頂 まであと10分(と、書いてあった!)山頂を目指し、さらに歩いて登っていきます。

ここから再び、山道が続きます。

登山道

弥山には、国の天然記念物に指定されている 原始林が残されているので、手つかずの自然や植物をみながら登っていきます。

ついに、弥山山頂へ到着!「弥山展望台」へ

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