畑口寺田線の橋が完成間近、廿日市市で工事進む 2021年中に開通か
広島県廿日市市から広島市佐伯区を結ぶ畑口寺田線のうち、工事が進む4工区で橋がほぼ完成。開通すれば廿日市駅の北側から直線で佐方や佐伯区三筋方面に抜けることができるように。
慢性的な渋滞の緩和などを目的に工事が進められている畑口寺田線(廿日市市宮内~広島市佐伯区八幡)で、新しい橋が完成間近となっています。

この橋の工事は「畑口寺田線4工区整備事業」のひとつ。
畑口寺田線は、廿日市市宮内地区から広島市佐伯区八幡地区までを連絡する道路。廿日市エリアでは2016年に新しくなったJR廿日市駅の北側に、新しい道路が東西に伸びています。

畑口寺田線(廿日市駅北側)
この道から広島市佐伯区(五日市)方面に向かうと鴨原踏切北の三差路がありますが、
この先にはJRの踏切、広島電鉄の踏切と電停(山陽女学園前)があり、さらに信号、道の細さなども相まってよく渋滞を起こす場所になっています。

2種類の踏切や信号などで渋滞するエリア
畑口寺田線4工区整備事業では、その交差点の上に橋が架けられるため、

信号や踏切に左右されることなく行き来できるように。渋滞緩和や利便性の向上などが期待されています。
動画で見る、畑口寺田線4工区で工事が進む橋と周辺の風景
以下の動画は、西広島バイパス高架下から畑口寺田線に入り、工事が進められている畑口寺田線4工区エリアの様子まで。
畑口寺田線4工区整備事業の工事の様子
廿日市市宮内方面から佐方方面へと畑口寺田線を進むと、セブンイレブン廿日市城内店のあたりから迂回路になっており、

直進できないように(橋は渡れない)なっています。

現在、センターラインはまだひかれていませんが、車線は上下線とも1車線の合計2車線で、両脇には歩道があります。

橋は渋滞の多い“鴨原踏切北” の信号の三差路を超えて、尾崎歯科クリニック手前(廿日市市佐方1丁目)まで渡っています。


2021年8月6日時点では、城内と佐方を結ぶ橋の部分はほぼ完成しており、

佐方(五日市方面)側の道路整備などが残るのみとなっており、工事が順調にすすめば2021年中に供用開始となりそうです。
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