亀屋 川通り餅、言わずと知れた広島の人気土産・生菓子
「亀屋 川通り餅」は広島のお土産ものとして言わずと知れた存在。賞味期限はあまり長くはないので注意ですが、モチっとした食感と胡桃のアクセントが心地よい和のお菓子です
広島の歴史ある代表的な お土産もののひとつである、亀屋 川通り餅。広島といえば「もみじ饅頭」というイメージも強いですが、それよりも遥かに前から 広島の人々に親しまれていたのが 川通り餅なのだそうです。
川通り餅 といえば、人形浄瑠璃の人形遣いである吉田文吾 氏が出演していた「味わいの奥に、歴史と 人の技がある。」というキャッチフレーズのCMが、特に広島人には印象深いはず。
販売店は主に 広島駅ビルアッセ など広島駅周辺や空港など、比較的 観光客向けであるため 意外と食べたことがない という広島県民も多いのでは。
そんな 川通り餅をご紹介!
こんな由来が隠されていた! 亀屋 川通り餅
川通り餅は、7ヶ入りの小箱(330円)・15ヶ入りの箱(630)・30ヶ入りの箱(1260円)などがありますが、今回は15ヶ入りのものを購入。
本のようなデザインになっている箱に入った川通り餅は、フタをあけると 口のあいた小さな紙袋にきな粉をまぶしたものが入れられた状態で並んでいます。
購入したとき、「この面を上にして、ひっくり返したりしないようにお気をつけくださいね。」と大事そうに渡されたのは 中のきな粉が箱の中でちらばってしまわないように という事だったのです。(納得)
川通り餅は、飴色のおもち(求肥)の中にくるみが入った和菓子。つまようじで刺してあるのであまり手も汚れず 一口サイズなので食べやすいです。
素朴なのだけど、モチモチ食感と中のくるみとの組み合わせも絶妙なので次々食べてしまいます。
川通り餅の由来は、広島(安芸の国) ゆかりの戦国武将である毛利元就の祖先「師親」の時代にさかのぼります。
師親が石見の国の佐波善四郎との戦いで 江の川を渡る時に 水面に浮かび上がった小石が鐙(あぶみ・馬具の一種)に引っかかったことがきっかけで戦いに勝利。
この小石を持ち帰り、神社に奉納したそう。師親がおさめる 安芸の国 吉田の庄ではこの事から 餅を小石に見立てて食べる風習が生まれ、やがて「川通り餅」と呼ばれるようになった という。
「川の多いまち、広島」で生まれたため 川通り餅、という名前なのだと筆者は思っていましたが なんと元就の祖先にまで話が及ぶとは…なんとも歴史深い 川通り餅。包装紙に 兜が描かれていたのも、これで納得!
そんな由来もみやげ話にいいかも。
お財布に優しいので、賞味期限(製造から1週間程度)と持ち運び方法に注意すれば とても喜ばれそうなお土産。隠れファンも多く、お取り寄せしたい という人も多いようですが 大手通販サイトなどには出していないようなので
購入は広島駅/広島バスセンター/広島そごう/福屋/天満屋/広島空港、又は本店などにお問い合わせください。
▼御菓子処 亀谷(本屋)
住所:広島市東区光町1-1-13[地図]
電話:082-261-4141(代表)
営業時間:平日は8時半から17時/日祝は9時から17時
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