八昌 五日市、ミシュラン掲載のお好み焼き店

甘み感じるお好み焼きと若さ・活気あふれる 五日市 八昌

五日市 八昌の店内は、厚さにこだわった大きな鉄板を囲むカウンター席がメインとなっており、座敷席もあり。

お好み焼きの提供時間は、“注文から20～30分、混み合っている場合はそれ以上かかる場合あり” と案内されています。

筆者が訪れたのは平日夜の遅めの時間帯で客数も落ち着いていたようでしたが、待たされることを想定して、お好み焼きの前に「牡蠣のバター焼き（冬季限定）」を注文。

表面がカリっと焼かれたその一品を頬張りながらゆっくり構えて待ちます。これはお酒が欲しくなる…！

このほか、鉄板焼きメニューには、牛バラ・せせり・砂ずり・ホルモン・ホタテバター焼き・とんぺい焼きなどがあり。お酒は生ビールからハイボール・酎ハイ各種・焼酎・日本酒も。

お好み焼きは、「そば肉玉（そば・野菜・豚肉・卵）／うどん肉玉」が880円。いくつかのお好み焼きを同時に、リズミカルに焼く姿が印象的で、麺を早い段階からじっくり焼いているようでした。

以下は「肉玉そば」。

シンプル・イズ・ベストといった感じの見た目。今回はスタンダードなお好み焼きを注文しましたが、ネギやチーズ、イカ天などを追加トッピングすることも可能。

そば肉玉

ザクッと半分にカットしてみたところ。卵は双卵黄（ふたご）を使用しており半熟仕上げで、そばはパリっとした食感。キャベツの甘みも感じます。

うどん肉玉 こちらは柔らかい食感

お好み焼きを食べる時は、提供時にかかっているソースに加えて“追いソース” することが多い筆者ですが、今回はそれもせず完食。じんわり旨味を感じながら美味しく頂きました。

「八昌」という知名度から、年季の入ったお店をイメージしていましたが、五日市の店主やスタッフは皆若く活気があります。接客も丁寧で気持ちいい。

赤八昌、青八昌って？

八昌の店舗は、“広島のお好み焼き通”たちの間で「赤八昌（赤系）」「青八昌（青系）」とよく呼び分けているのを耳にします。

その違いは、どうやら暖簾の色で区別しているよう。

八昌は現在、広島市中区竹屋町にある「元祖八昌」が大元になっているようで、暖簾は赤色。そして、元祖の店で修行した人が薬研堀（広島市中区薬研堀）に構えた店舗「八昌」は、暖簾の色が青（紺色）となっています。

写真は五日市八昌の外観

「青」の暖簾のもとで修業した人が、さらにお好み焼き店を出店し、青い暖簾・看板で「八昌」の名を掲げることも。（八昌で修行した人が違う店名で開業することも多いようですが、それぞれ人気店になっているようです）

ちなみに「八昌」としてミシュランに掲載されているのは、2013広島版に薬研堀・五日市／2018広島・愛媛版では薬研堀・五日市・幟町 があります。（いずれもミシュランガイドにビブグルマンとして掲載）

五日市 八昌
住所	広島市佐伯区五日市中央1-3-33
営業時間	11時～15時／17時～21時（ラストオーダー閉店30分前）
定休日	月曜日
問合せ	082-921-4840
駐車場	無料あり（店舗前3台と裏13台）店舗前やHPに駐車場の場所案内があるのでこちらを確認してお出かけするとよさそうです。
備考	佐伯区グルメ / 佐伯区スポット / 周辺おでかけマップ