いか天は、広島生まれだった?!発祥は呉か尾道か
オヤツやお酒のオツマミにはもちろん、お好み焼きや炒め物などに加えて料理にも使える「いか天」。じつは広島生まれだって知ってた?発祥は呉と尾道の2つの説があり…
ローソンに立寄った時、とある商品パッケージの文字に驚いて思わず手に取りました。それが『呉イカ天』。よく見ると「元祖・広島のソウルフード」「呉発祥」の文字があるではないですか…!
広島出身の筆者ですが、恥ずかしながら“イカ天(イカの姿フライ)” が呉発祥だったとは知らず驚きました!
イカ天は「呉発祥」説
たしかに、広島でイカ天といえば、お好み焼きにも入っていたり、駄菓子やお酒のおつまみとしてもポピュラー。
当然、全国でも同じような存在かと思っていましたが、もしかしたら他県では広島ほど「イカ天」を食べられていないのでしょうか。
「呉イカ天」を販売するリベルテ本帆さんのホームページによると、呉はイカ天の発祥の地で、イカ天の総生産量のほとんどは呉市でつくられているのだそう。
イカ天は「尾道発祥」説も?!
イカ天といえば、最近スーパーなどでもよく見かける、広島の「イカ天 瀬戸内れもん味」も人気があります。
ANAのキャビンアテンダントによる投票で決まる「CAセレクト」でもダントツ1位に選ばれ、成城石井などでも販売されています。
こちらの商品にも、発祥について案内があるかな?と思い見てみたところ、商品開発の説明で「イカ天は尾道発祥」と以下のような記載がありました。
尾道が発祥といわれる「イカ天」。歴史的背景から生まれた地域の伝統食品に,こちらも広島県・尾道市が一大産地の「国産レモン」を加えました。揚げ物と酸味の相性の良さから全国でおつまみスナックとして親しまれています。
また、商品パッケージには以下のように記載されています。
じつは、イカ天の生産工場が全国で一番多いのは瀬戸内に面する広島県。
つまり、イカ天は「広島県発祥」で間違いない!
生産工場について、呉と尾道どちらが多いのか?また、発祥がどちらなのかを正確に調べることは出来ませんでしたが、呉・尾道どちらもイカ天が古くから作られているようです。
イカ天は様々なお料理にも使われていますし、オヤツにもなり、お酒のアテにもなるスグレモノ。
広島生まれのグルメと知り、これまで以上に愛着がわきそうです。
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