広電宮島口駅が完成!生まれ変わった宮島線・終点駅の様子
宮島口(広島県廿日市市)にある広島電鉄 宮島線の終点駅「広電宮島口駅」の新駅が完成し、2022年7月より供用開始となりました。生まれ変わった駅の様子をご紹介。
広島市から廿日市市までを走る広島の路面電車「広島電鉄 宮島線」。その終点駅である広電宮島口駅が建て替えられ、2022年7月2日オープン!2020年10月から工事がスタートした新駅は、2年弱で完成し供用開始となりました(工事中の様子)。

新駅が建てられたのは旧駅舎から70mほど海側。かつて土産店などが入っていた「もみじ本陣」跡地で、フェリーターミナルや商業施設「etto」の目の前。

ettoやフェリーターミナルの建物と雰囲気が統一されたシンプルなデザインです。

新駅へとのびる軌道(工事中の5月に撮影)
線路の軌道も、ボートレース宮島の前あたりから新駅のほうへと移設されました。
生まれ変わった、広電宮島口駅
広電宮島口の新駅は、建設当初の完成イメージ図と同様にホームを覆う大きな三角屋根、

そしてその左端に駅舎が建てられています。

駅舎の中には定期券や1日乗車券などを購入できる、広島電鉄の宮島口営業センターが入っており、ひろでんグッズの販売もあり。
駅名看板の下には時刻表の電子板、

ホームは「A」から「F」まで乗り場があります。



そして、駅舎の向こうには新しい信号機も設置されています。

駅の北側に整備中の立体駐車場も、ほぼ出来上がっていました。

新駅の西側には、役目を終えた旧駅舎の姿。1931年に開業し1994年の改築を経て91年もの間、働き続けてくれた駅。お疲れさまでした。駅舎にはすでに囲いが付けられており、間もなく解体されるとみられます。

宮島口は、広島の代表的な観光スポット「宮島」の玄関口。かつては、フェリー乗り場(松大汽船・JR宮島フェリー)はこぢんまりとしたレトロな建物でしたが綺麗に生まれ変わっており、ここ数年で宮島口の風景が大きく変化しています。
- 2017年 JR宮島口駅がリニューアル
- 2019年 もみじ本陣が閉店
- 2020年 宮島口旅客ターミナルが完成(工事の様子)
- 2020年 商業施設 etto(エット)がオープン
- 2022年 広電宮島口駅の新駅がオープン
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