広島のお雑煮レシピ、アレを入れるのが広島ならでは!
地域や家庭によって異なるお雑煮。広島ではどんな具が特徴的なのでしょうか。実際に作ってみたレシピもご紹介します。
お正月三が日の祝い膳として欠かせないのがお雑煮ですが、その土地によって餅の形やだし、具の種類などは様々。土地の気候・風土・風習によってその特徴が異なるようです。
では広島のお雑煮にはどんな特徴があるのか?実際に作ってみました。
「全国お雑煮ガイド(農林水産省)」によれば、広島のお雑煮の特徴は
とのこと。これを参考にして編集部が作った「広島のお雑煮」のレシピをご紹介します。
広島のお雑煮レシピと、いろんな家庭の味
▼広島のお雑煮(2名分)
ブリ…………2~4切れ
牡蠣(生食用・むき身)…2~4個
鶏もも肉……4~6切れ
大根…………輪切り4枚程度
にんじん……輪切り4枚程度
かまぼこ……2切れ
水菜…………1束(※今回は小松菜で代用)
水……………お椀2杯分
だし…………こんぶ・かつお・いりこ(粉末だしでも)
しょうゆ……小さじ1~
塩……………小さじ2分の1~
お餅(丸平餅)…2個
(下ごしらえ)
・鶏肉は醤油・酒で下味をつけておく。(分量外)
・牡蠣は大根おろしでふり洗いしてさっと茹でる(分量外)
・ブリは湯通ししておく。
・にんじん・大根はだし汁(分量外)で柔らかく煮る。※ねじり梅切りにしました
(1)こんぶ・かつお・いりこなどでだしをとり、醤油・塩で味を調える。
(2)沸騰したら下味をつけておいた鶏肉を入れてすまし汁を作る。
(3)お餅を少し焦げ目がつくくらいまで焼く。水菜をさっとゆでて3cm幅くらいに切る。
(4)それぞれ用意しておいたブリ・牡蠣・人参・大根・かまぼこ・鶏肉・水菜をお椀に盛り、すまし汁を入れて完成。(ゆずの皮を入れるとまた香もよくなります!)
牡蠣の生産が盛んな広島は、やはりお雑煮にも牡蠣が入りグッとご当地感が高まります。
当サイトフェイスブックページで各家庭のお雑煮について聞いてみたところ、いろんな「お雑煮」が集まりました。
・牡蠣と水菜のみ!塩味、これが美味いんです。
・実家(府中町~廿日市市)は、蛤のお澄ましでした。お祖母ちゃんち(県北)は、牛肉、あと、知り合いは鶏ガラ出汁の、鶏肉と野菜たっぷりのコッテリ味(府中町)。基本、お醤油系でした。
・わが家は、基本的に焼き穴子(頭と骨)からダシをとります。
味の決め手は瀬戸貝ですが、具材は11種類(大根・里芋・蓮根・人参・ゴボウ・結び昆布・コンニャク・穴子・瀬戸貝・蒲鉾・餅)で具沢山です。味付けはお酒とみりんと醤油を少し。ほんのり甘いお雑煮です。(ちなみに、出身は山口県の周防大島です。)
筆者のまわりの声と合わせてみても、「牡蠣・鶏肉・水菜・丸平餅」を入れ、「醤油系」の所が多いようでした。各家庭によって異なるお雑煮ですが、それぞれ豪華でお正月らしさを味わえる料理のひとつです。
※当サイトの掲載内容は、執筆時点(公開日)または取材時点の情報に基づいています。予告なく変更される場合がありますので、ご利用の際はご確認ください。
あわせて読みたい
- 12月1日は 映画の日!1000円鑑賞など映画館で割引サービス
- 贅沢!「夫婦あなごめし」はドーンと穴子が2本並んだ、広島駅弁の人気メニュー
- 広島木遣り音頭「ソリャーヤートコセー ヨーイヤナ」広島のお祭りで歌い継がれているあの曲
- ご当地風景が表紙になった広島限定「ロルバーン」瀬戸内風景・レモンのデザインで
- 全国1位!広島は「おうちコーヒー」に最もお金をかける県
- 福山駅の改札扉にデニムとバラ、産地PRで