栗餡たっぷり「宮島膝栗毛」広電宮島ガーデン限定で
「東海道中膝栗毛」のシリーズ(続編)の宮島篇を現代版にして出版されることをキッカケに発売されたお土産・お饅頭「宮島膝栗毛」。渋めのイラストパッケージと、甘目の栗餡・薄めの生地がポイントです
黄色の栗餡が、もっちりとした薄い生地につつまれた柔らかいお饅頭「宮島膝栗毛」。
宮島膝栗毛は広電宮島ガーデンが運営するショップ(今回は下松SA下り線)で見かけたもので、もみじ饅頭のやまだ屋が製造し、宮島ガーデンが販売している商品です。
店頭POPによると「宮島ガーデン限定!」とのこと。
渋いイラストと商品名に歴史を感じた筆者ですが、実は初めて知ったお饅頭。
調べていると、江戸時代のベストセラー作品「東海道中膝栗毛」に縁あるものだということがわかりました。
宮島旅篇の現代版を出版、同時にお饅頭も発売された
「東海道中膝栗毛」は江戸時代後期に大ヒットした滑稽本で、主人公であるズッコケ2人組の弥次郎兵衛と喜多八(弥次さん、喜多さん)の旅を描いたもの。
二人は伊勢詣でを思い立ち旅をするというこの物語は人気を呼び、金比羅詣で・木曽の旅など続編も発売。主人公らが宮島を訪れる「続膝栗毛 宮島参詣」は、その続編の中の一つとなっています。
人気作の中にも地元宮島の物語があるということで、これを広く知ってもらおうと広電宮島ガーデンは創業50周年記念の年に現代仮名遣いなどに改めて読みやすくした「宮島参詣膝栗毛」を出版(2016年)。
書籍は県立広島大学の協力を得てつくられ、お饅頭はやまだ屋が製造し同名の商品が誕生しました。
お饅頭の方の 宮島参詣膝栗毛は、白あんに栗の甘露煮が入った甘目の「栗餡」が、もち粉の入った薄い生地で包まれているもので比較的柔らかめ。栗の入った秋・冬のお土産としても喜ばれそうです。
販売は、株式会社広電宮島ガーデンの「もみじ本陣」、宮島サービスエリア下り線、下松サービスエリア下り線にて。店舗により取扱いが異なる場合があるため、詳しくはお店の方にお問合せください。
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