ビールスタンド重富(重富酒店)昭和初期のビールサーバーと注ぎ方で、一味違う生ビールを
広島の人に「旨い生ビールを!」との思いで昭和初期のサーバーを復活させてサービスを展開するビールスタンド重富。注ぎ方で異なるビールの味わいとは
広島を日本一、生ビールの旨い街に!と熱い思いで、昔ながらのビールサーバーを使い 生ビールを提供するお店「ビールスタンド重富」がオープンしています。
ビールスタンド重富は、酒屋「重富酒店」を営む倉庫の一角を改装したもので、昭和初期のビールサーバーを使い、4種類の注ぎ方でビールを味わえるお店だそう。
photo by ビールスタンド重富ブログ
同じ生ビールでも、注ぎ方によって味が変わるのだそうで、注ぎ方は昭和のビールサーバーでそそぐ「壱度注ぎ」「弐度注ぎ」「参度注ぎ」に加え、現在のサーバーを使う「重富注ぎ」の4通りで、価格はどれも1杯500円。(写真は左から、壱度注ぎ、弐度注ぎ、参度注ぎ)
注文時には、ビールの種類ではなく「注ぎ方」を選んでオーダーするというのが面白いですね!ちなみに、初めての人にオススメなのは、「壱度注ぎ」。勢いよく注がれ苦味が薄れてマイルドな味わいになるんだそうですよ。
ビールスタンド重富の、こだわりとルール
マスターが真剣に“注ぎ分け”して注いでくれる生ビールを、冷やされた薄い特注のグラスで頂くのですが、この時には
【1】 喉越しを楽しむため、立ち飲みスタイル
【2】 おつまみは無し (持ち込みも禁止)
【3】 提供は1人2杯まで (おつまみナシで美味しく飲めるのは2杯までの為)
という、ちょっとしたルールがあります。これも、生ビールを愛するマスターが、美味しい生ビールを純粋に味わって欲しいという思いから付けたルールだそう。
また、ビールスタンド重富で飲んだ後は、美味しいお料理を提供するお店に行ってほしいとのこと。
昭和初期のビールサーバー photo by ビールスタンド重富ブログ
もともと、祖父が「広島の人に美味しいビールを飲ませたい」と、ドイツ人からビールサーバーの使い方を学び、当時は珍しかった生ビールを広島のお店(居酒屋)で提供スタートしたのだそう。
その想いを継いで、祖父が使っていたのと同じ昭和初期のビールサーバーで提供する現在のお店を、重富寛さんが2012年7月にオープンしたのだそうです。
ビールスタンド重富は、わずか3坪の小さな敷地で作られたビアバーのため、行列が出来ることもあるようです。筆者はビールが飲めないので、残念ながら試飲できていないのですが、ビール好きな方は是非 試してみて欲しいお店。ただし、営業時間が短いのでご注意を。
▼ビールスタンド重富 (重富酒店)
住所: 広島県広島市中区銀山町10-12
TEL: 082-244-4147
時間: 17時~19時まで
※マスターが出張中の場合は休業
ビールスタンド重富ブログ
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