公開:2013/12/26 Mika Itoh │更新:2013/12/26
シネツイン新天地が閉館へ、2013年12月27日で
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シネツイン新天地が2013年内中に閉館することを2013年7月に発表。営業は2013年12月27日が最後となり、映画館がまた1つ広島市内から姿を消す。シネツイン新天地は、4つの映画館を運営する序破急が経営する老舗の映画館。
シネツイン新天地が2013年内中に閉館することを2013年7月に発表。営業は2013年12月27日が最後となり、老舗の映画館がまた1つ広島市内から姿を消します。
シネツイン新天地は、八丁座やサロンシネマ、シネツイン本通りなど4つの映画館を運営する序破急が経営する映画館。
シネツイン新天地はもともと、新天地劇場として1952年にスタートした映画館で、2004年から「広島宝塚4」を引き継ぐ形で「シネツイン新天地」となっていました。
昔ながらの街の中にある映画館として愛されていましたが、フィルム映写機で上映しているシネツイン新天地では、新作映画は上映できるものがほとんどなく(デジタル化した為)、
また、シネコンが増えて行った事なども合わさり、経営が困難になったようです。
老舗の映画館、次々と閉館へ
以前筆者がシネツイン新天地に訪れた際、「シネツイン新天地ではこれからも、いい映画を、いい環境(こだわっているフランス製のシートと、シネコンに負けない音響設備)で届けていきます」と、責任者の方が壇上に上がって言っていた言葉が、とても印象的で心に残っています。
シネツイン新天地の受付
確かに、他の映画館とは違うフカフカの椅子は座り心地が良く、レトロな館内も味がありました。閉館してしまうのはとても残念です。
広島県内では、2008年に福屋に入っていた映画館・松竹東洋座と広島名画座が閉館(現在は八丁座が入っている)、2011年4月末には呉シネマが閉館、2011年8月には広島宝塚が閉館するなど、建物の老朽化も伴って老舗の映画館が次々と閉館しています。
シネツイン新天地が入っているビル「新天地レジャービル」
シネツイン新天地は、前身の「新天地劇場」から合わせて61年の歴史に幕を下ろします。
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