公開:2020/04/13 Mika Itoh │更新:2020/05/08
廣文館 金座街本店が閉店、広島で105年続いた老舗書店
広島の老舗書店チェーン「廣文館」の金座街本店が、2020年5月10日で閉店する。閉店理由は新型コロナウイルス感染症の影響によるものではなく、業績悪化が原因とのこと。
戦前から広島の街で書店を営んでいた廣文館 金座街本店(広島市中区本通1-11)が、2020年5月10日で閉店する。
廣文館 金座街本店は1915年創業。広島に拠点を構える老舗書店チェーンの本店で、今年で105年目。店内には閉店を告げる張り紙で、以下のように閉店について告知。
閉店のご案内
5月10日(日)をもちまして閉店となることをご案内致します。開店以来、長らくご来店いただきましたこと、深くお礼申し上げます。今後とも廣文館をご愛顧頂きますようお願い申し上げます。ありがとうございました。 株式会社 廣文館 金座街本店
廣文館 金座街本店のスタッフに伺うと、閉店の理由は業績悪化によるもの。以前から本店の閉店は決まっていたため、新型コロナウイルスの影響は関係ないとのこと。
金座街の入口に店を構え、地元の人だけでなく外国人観光客なども来店する店内には、本だけでなくカープグッズコーナーが設けていたり、おりづる再生紙を利用してつくった栞や絵はがきなども販売していました。
廣文館 金座街本店は5月10日で閉店するが、現在営業中のグループ店は引き続き、営業を行っていく。
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