公開:2024/01/25 Mika Itoh │更新:2024/01/25

疫病神や貧乏神を、臭いで撃退?!広島「焼嗅がし神事」は平安時代から続く風変わりな節分祭

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全国の中でもかなり変わった奇祭として注目を浴びる、広島の節分祭「焼嗅がし神事」。焼いた鰯の頭の匂いで厄除けします。2024年2月3日は住吉神社にて14時スタート、雨天決行です。

白い煙がモクモクと立ち上り、周辺一帯にはイワシの匂いで充満している…広島にはそんな風変わりな節分祭を行う神社があります。

住吉神社(広島県広島市中区住吉町5-10)の節分祭「焼嗅がし神事(やいかがししんじ)」が、2024年2月3日の14時から行われます。

疫病神や貧乏神を、臭いで撃退?!広島「焼嗅がし神事」は平安時代から続く風変わりな節分祭
焼嗅がし神事 / 過去開催時の様子

平安時代から続く伝統行事の節分祭「焼嗅がし神事」はイワシ1000匹分の頭を焼き、それを大きなうちわで仰ぎ臭いを充満させて、

世間を騒がせてきた赤鬼・疫病神・貧乏神を臭いで撃退(厄払い)するという、ユニークでちょっと変わった神事。洋服や髪にもまとわりそうな強い臭いに包まれる住吉神社ですが、毎年大人気で多くの人が詰めかけます。

住吉神社の節分祭「焼嗅がし神事」広島の奇祭
焼嗅がし神事 / 過去の様子

神事が終わると、焼いた鰯(イワシ)の頭はヒイラギの枝に1つずつ刺していき、参拝者に無料で配ります。この地域では、持ち帰ったそれを玄関先に1日置いて厄払いをしているのだそうですよ。

住吉神社「焼嗅がし神事」は、2024年2月3日の14時より開催、雨天決行です。

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