公開:2015/05/02 伊藤 みさ │更新:2016/04/28

立夏、2015年も夏を迎える行事いろいろ

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暦の上では5月6日頃(立夏)からが夏。気温が高くなるこの季節ならではの行事やイベント・豆知識をまとめました。

二十四節気のひとつ、「立夏(りっか)」。2015年は5月6日頃となっており、暦の上ではこの日から夏。立夏は毎年ゴールデンウィークにあたり、暑いの日差しを受けて実感する人も多いかもしれません。

立夏、2015年も夏を迎える行事いろいろ

全国的にこの頃から夏を迎える準備がいろんな場面で始まります。

学生たちの制服の衣替えや、社会人はクールビズで気温の高い毎日を快適・省エネで過ごせるように準備。火照った身体をスカっと冷やしてくれるビールに関するイベントが多くなるのもこの頃。

ビアガーデンも早いところはオープンしています。

田植えはイベントとしても

昔から今に伝わる豊作祈願の行事として「田植え」にまつわる行事が全国的に始まるのもこの季節。

農家の方が時期をみてそれぞれの田んぼに水を張り、田植えをする姿もよく見かけます。この頃から6月頃までの梅雨前にかけて 花田植え(田植え神事)も各地で行われます。

広島ではユネスコ無形文化遺産に登録された壬生の花田植え(北広島町)をはじめとして、塩原の大山供養田植(庄原市東城町)などがあります。

壬生の花田植え 飾り牛の画像26
(壬生の花田植えの様子)

2015年は壬生の花田植えは6月7日開催。塩原の大山供養田植は4年に1度の行事のため、今年は無し。前回は2014年に行われました

ひとつの絵を描くように植え、稲が田んぼを覆うくらいまで成長した頃に楽しめる田んぼアートは、毎年三次市にて楽しめます。

ちなみに、立夏(5月6日)の前には八十八夜(5月2日)がありますが、“夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは茶摘みじゃないか” と、手遊び歌にもあるように茶摘みが行われる時期でもあります。

新茶のイメージ

新茶はお茶の成分が最も優れており、八十八夜の頃に摘まれたお茶を飲むと長生きするとも言われていたそうですよ。

暦の上ではまもなく夏ですが、体感的には春と夏の微妙な気温のこの時期、夜との気温差があるので体調を崩しやすい時期でもあるためお気をつけを。

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