広島西飛行場跡地にDPL広島観音、中四国最大の物流施設へ
広島西飛行場跡地を4つに区分けされた活用法のうちの一つ、産業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」内に中四国最大の物流施設「DPL広島観音」が建設されます。2020年6月に着工
大和ハウス工業(株)は、2020年6月1日に中四国地域で最大の物流施設となる「DPL広島観音」を着工すると発表しました。
工事の様子(2020年9月)
広島西飛行場跡地(広島市西区)の跡地の活用法として示された4つの計画のうちのひとつ「新たな産業(雇用)」の部分が動き出す。
DPL広島観音は、地上5階建て・最大10社(各階2社)のテナント企業が入居できる物流施設になる予定で、
DPL広島観音 イメージ図
- 1フロアあたりの面積が約1.9万平方メートル
- 延べ床面積が約9.6平方メートル(マツダスタジアムの約2.7倍)
- 45フィートトラックが最大32台接車可能なトラックバース
- 各階に直接乗り入れられるらせん状のランプウェイを設置、荷捌きなどの作業効率を向上
といった特徴を持ち、海に面していたり高速道路が近い・広島市中心部へのアクセスも良いという立地の良さも併せ持ちます。
新たな産業団地は「広島イノベーション・テクノ・ポート」へ
広島西飛行場跡地は、飛行場の廃港以来 官民一体となって再開発が進められているエリア。
再開発が進められている広島西飛行場跡地の全体エリア
県と市は2017年、この49.3haという土地を「広域防災」「新たな産業(雇用)」「スポーツ・レクリエーション」「新たな産業(にぎわい)」という4つのゾーンに区分けして計画を進めています。
大和ハウス工業はこのうち、「新たな産業(雇用)」ゾーンの事業者に選定され開発に着手。この産業団地ゾーンを【広島イノベーション・テクノ・ポート】と名付け、区画の販売や建物の建設を行う。
今回発表されたDPL広島観音は広島イノベーション・テクノ・ポート内の1区画につくられるもので、2020年6月1日に着工・2021年11月30日に竣工予定。設計・施工は(株)フジタが行う。
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