モルテン「ザ・ボックス」開発拠点を広島西飛行場跡地に建設!体感施設ほかギャラリー・居酒屋も
競技用ボールや自動車部品等の製造を行うモルテンが広島西飛行場跡地に研究開発センター「モルテン・ザ・ボックス」を建設する。開発拠点集約の他、多⽬的コートやギャラリー、従業員の為の居酒屋なども
モルテンが、広島市内に分散する開発拠点を集約するため広島西飛行場跡地に新たな拠点を建設すると発表しました。
株式会社モルテン(molten)は、競技用ボール製造などで知られる会社で1958年(昭和33年)創業。広島に本社を構えています。
モルテン テクニカルセンター molten [the Box] 完成予想図
競技用ボールと自動車部品の製造・販売にはじまり、内部の空気圧を調整する「中空体技術」と、ゴム・樹脂などの⾼分⼦素材を扱う「⾼分⼦化学」の 2つのコア技術を活⽤して事業を拡⼤。
現在では、スポーツ⽤品、⾃動⾞部品、医療・福祉機器、親⽔・産業⽤品という、4つの分野を展開しています。
そんなモルテンの開発拠点は現在、広島市の西区と安佐北区に分散しているため、テクニカルセンター 「モルテン・ザ・ボックス」を新たに広島西飛行場跡地に建設し、ここに開発機能を集約。
異なる分野の開発機能が一同に会することで良い化学反応が生まれ、さらに飛躍することを目指しています。
モルテン・ザ・ボックス 建設概要
モルテン・ザ・ボックスが建設される広島西飛行場跡地は、4つのテーマに分けて開発中。そのうちの一つ「広島イノベーション・テクノ・ポート(産業団地ゾーン)」に、モルテン・ザ・ボックスを建設予定。
モルテン・ザ・ボックスは4階建てで、敷地面積は18446平方メートル。館内にはモルテンの4つの事業ブランドが体感できる以下の施設などが誕生します。
モルテン・ザ・ボックスに誕生する、4つの体感施設
- the Court
- スポーツ用品の製品開発・研究。社内外イベントも開催できる多目的コート
- the Garage
- 自動車の部品交換や整備
- the Medical Lab
- 体圧測定や動作解析などを⾏い、⼈の尊厳を守る医療・福祉機器の様々なシミュレーションを⾏う研究施設
- the Studio
- 3Dプリンターや真空成型機を備える共同工作室。各事業のエンジニアが集まり試作品づくりを⾏う
このほかにも、モルテンの歴史と最新技術を紹介する the Gallery(ザ・ギャラリー)や、蔵書を格納する the Library(ザ・ライブラリー)、200人を一度に収容できる食堂の一角には、従業員のモチベーションを高める「居酒屋」も。
また、広島観音マリーナにはモルテン製の浮桟橋もあり、ウォーターフロントである観音の新たな象徴を目指して成長していく。
モルテン・ザ・ボックス イメージ動画
以下はモルテン・ザ・ボックスのコンセプトムービー。
建設開始は2021年7月、竣工予定は2022年8月。株式会社モルテンの創立記念日である、11月1日より業務開始予定。
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