公開:2014/05/05 伊藤 みさ │更新:2014/05/05
宿根の大桜(すくねのおおざくら)、竹原の重要文化財へ
- タイトルとURLをコピー
- 竹原市 スポット 観光
広島県竹原市の宿根の大桜(すくねのおおざくら)が竹原市重要文化財(天然記念物)に指定されました。その陰には、地域の方の地道な努力が隠されていました。
広島県竹原市の教育委員会が2014年4月24日に
宿根の大桜(すくねのおおざくら)を竹原市重要文化財(天然記念物)に指定したことが分かりました。
宿根の大桜(すくねのおおざくら)とは竹原市下野町宿根地区にある樹齢約200年の桜。高さ15m以上ある大木ですがここへたどり着くまでの道のりが少々複雑ということもあり、知る人ぞ知る桜スポットでした。
近年では地元紙で紹介されたり 竹原を舞台に描かれたアニメ「たまゆら」にも登場したということもあり、宿根の大桜を訪ねる人も増加。
そしてついに、竹原市としては初の天然記念物に指定されるまでになりました。
宿根の大桜は竹原市によれば、高さ15m、枝張り19mを超えるエドヒガンの巨木。幹が根本から40~50cmの位置で4本にわかれる「株立ち」状になっていて県下3番目の巨木。
下領家のエドヒガン(庄原市)、小奴可の要害桜(庄原市)に次ぐ大きさのエドヒガンで主に県北に巨木が残っていますが竹原のような沿岸部でこれだけの巨木が残っているのは珍しい
ということもあり、竹原市としては特に貴重な樹木であるとして天然記念物に。
元々は竹林や雑木などに覆われていた宿根の大桜ですが、地域の方がこれを地域の名所とすべく整備と保全を続けてきことで晴れて竹原市重要文化財(天然記念物)に指定。
ただ長い樹齢の木というだけでなく、地域の方に愛されて日の目を浴びることとなった桜。来年もまた、宿根の大桜を訪ね歩くファンが多くなりそうな予感です。
宿根の大桜(すくねのおおざくら) | |
住所 | 竹原市下野町字宿郷359番地 |
天然記念物指定年月日 | 2014年4月24日 |
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトではアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- 20周年記念で花火打上げも!たけはら憧憬の路、竹灯りと花火 光の融合
- うさぎ色に染まる「忠海港」が、進化し続けている
- たけはら竹まつり、町並み保存地区で5月3日開催!かぐや姫による笹酒の振舞いも
- 朝日山展望台、広島県竹原市の町並みと四国連山まで見渡せるビュースポット!
- 小学生がデザイン「ご当地マンホール」広島県竹原市・町並み保存地区に
- たけはら夏まつり花火大会 2023、約3000発の海上花火に「ぶちアゲサブ会場」も