熊野筆まつり！書道ガールズたちが魅せる大書に歓声が上がる

公開：2010/09/24 Mika Itoh │更新：2020/09/25

熊野筆まつりが、2010年9月23日に開催されました。書道ガールズたちが魅せる、見事な大書や熊野筆が大放出され、多くの観客で賑わいました。

熊野筆まつり 2010

筆まつりの開催は、朝10時から。直前まで雨が降り、中止になるかと思われましたが、10時には雨があがって無事に開催されました。

足場が悪いということで、筆まつりの屋外イベントの幾つかの会場を熊野中学校体育館へ移して開催へ。

熊野高校書道部が見せてくれたのは、幅6m、縦5mにおよぶ特殊な布に書をしたためる「大書」。

書道部員たちが円陣を組み、気合の掛け声でスタート。

大書は、音楽に合わせながら大きな筆を、全身に力と心をこめて力強くしたためられ、集まったギャラリーを楽しませました。

10人以上の部員たちが、次々と交代で書をしたため、1つの作品を作り上げる。完成時には会場から拍手が沸き起こりました。

書道部員の中には、珍しく男の子も1人混じり参加していましたよ。

同じ体育館の中では「筆の市」も開催。

化粧筆など様々な種類の筆が並びます。

この「筆の市」では、化粧筆や毛筆・画筆など様々な種類の熊野筆が特価で大放出されていますよ。

また、熊野本宮神社の参道入り口付近では、筆供養が行われていました。

動画は以下。

熊野本宮神社の周りには、露店が出店、骨董市なども。

足場が悪くなったグランドにも沢山のお店が出店し、ステージ上では様々なイベントが行われていました。

ハモネプで一気に人気となった、アカペラ。アカペラでハモるグループも、ステージで歌を披露！

筆の町ならではのお祭りは、今年も無事開催され青空が広がったお昼過ぎには、沢山の来場者で賑わいました。

また、会場の1つになっている筆の里工房内にも様々な筆の展示が楽しめます。そちらも是非、合わせてご覧ください。

筆をテーマにした珍しいお祭り「筆まつり」は、筆の町熊野に今後も長く続いていくお祭りとして未来へ受け継いでいって欲しい、素敵なお祭りでした。

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