公開:2015/02/16 伊藤 みさ │更新:2015/02/16

速報!黒田投手の入団会見 一問一答 「最後はカープのユニフォームで投げたい」

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【速報】ニューヨークヤンキースから広島カープへ復帰した黒田博樹投手の入団会見が行われました。黒田投手の入団会見の様子 一問一答

カープに復帰した黒田博樹投手が2015年2月15日にニューヨークから広島へと帰り、16日に広島市内のリーガロイヤルホテル広島にて入団会見を行いました。

黒田投手の入団会見では記者からも「おかえりなさい!」という言葉も聞かれ、黒田投手も「ファンの熱気を感じますし、広島に帰ってきたなという感じです」と和やかな雰囲気からはじまりました。

黒田が入団会見「不安、不安しかない」「1球1球を最後だと思って投げる」

記者からの具体的な質問に対し、真摯に答える黒田投手の言葉からは自らに厳しく、そして球団やファンに対しての感謝の気持ちが伝わってきました。

黒田投手入団会見 一問一答

Q:再び入団会見を迎えて、どのようなお気持ちですか?
黒田投手: これまで、カープ、ドジャース、ヤンキースと行って(入団会見を)経験した中で、これまでで一番多い報道陣の数に囲まれて、戸惑っています。

Q:2ヶ月前まではまだ復帰を悩んでいましたが、迷いは消えましたか?
黒田投手: 現時点では。後は沖縄に行ってユニフォームを着て、そこで気持ちが落ち着くんじゃないかと思います。

Q:鈴木球団部長は、黒田投手から電話をもらった時、どのような気持ちでしたか?
鈴木球団部長:嬉しいを通り越して頭が真っ白になりました。「帰ります」という言葉を聞いて、最初は思わず「どこに?」という気持ちになったくらい、びっくりしました。

Q:カープ復帰の決断はいつごろですか?鈴木部長の粘りがキッカケ?
黒田投手: (決めたのは)鈴木さんに電話した時なので、12月26日です。毎年オフになると声をかけて頂いてお食事もさせて貰っていました。今年断ってしまうと、もう2度と口をきいてくれないんじゃないかという気持ちもありましたし(笑)、根気よく声をかけ続けてくれたことが大きかった。

Q:広島入りした日、オーナーとは何を話した?
黒田投手: オーナーへの挨拶が終ったあとに、オーナーから「優勝するぞ!」と言われ、僕も胸が熱くなりました。

Q:記録よりもカープ復帰を選んだのは何故ですか?
黒田投手: 記録はプロとして大事かもしれないですけど、年齢を含めいろんな事を考えたらカープに帰るのは今年しかないと判断しました。

Q:黒田投手にとってカープという球団はどんな存在?
黒田投手: 日本にもし帰ることがあればカープに帰って来たいと思っていましたし、その思いがぶれない為にもなんとかメジャーで結果を出し続けてきました。それくらいの気持ちにさせてくれるチームです。僕と一緒に出て行った新井がまたカープに帰ってくるというところも球団としての懐の大きさや度量の大きさも感じました。

Q:年明けからロスで自主トレを行ってこられましたが、身体の状態はいかがですか?
黒田投手:年相応よりは少し若いくらい。練習に関しては毎年メジャーに行く前のキャンプと変わらず、体力作りと身体づくりをいつもと同じようなペースでやってきました。

Q:期待と不安、どちらが多いですか?
黒田投手:不安、不安しかないです。

Q:広島カープが最後の球団となる?
黒田投手:もう40歳ですし、期待に応えられるピッチングが出来るかも分からない。現時点で自信は全くありませんが、もがき苦しみながら最後はカープのユニホームで投げたいと思いました。

Q:今のカープは、どんなイメージですか?
黒田投手:若い選手が主力となって戦っているチーム。僕がどういった立ち位置で、どういった役割でどれだけチームに貢献できるか見当もつかないけど、今後チームの中に入ってみて、自分の役割を作っていけたらいいかなと思っています。

Q:前田健太投手は黒田投手と会うのが緊張するといっていたが、彼にはどんな言葉をかけたい?
黒田投手:彼とはあまり話した事はないけれど、素晴らしいピッチャーというのは誰もが認めるところなので、僕なりの言葉で何か力になれればいいかなと思います。それは彼だけでなく他にも若い選手が沢山いるので、彼らの力になれればいいなと思います。

Q:200勝という節目の記録まで18勝とせまっているが?
黒田投手:現時点では正直なところ、そこにこだわりはないですし、その場になってみないと分からないことですが、現時点ではそんなに意識していないです。その時にどう思うかも分からないし、もしかしたら199勝で引退するかも分からないですし。

黒田投手、入団会見 一問一答

Q:ご自身19年目のシーズンですが、意気込みを
黒田投手:僕の野球人生はそう長くないと思っているので、メジャーに行ったときから変わらず、1試合1試合、1球1球が最後だと常に思ってマウンドに立ちたい。

Q:カープファンにメッセージをお願いします。
黒田投手:8年ぶりに広島にかえってきて、どこまで出来るか現時点では分かりませんが、マウンドに上がる時の「勝ちたい」という気持ちは何歳になっても変わらない。そんな姿を沢山の人にみてもらいたいです。

Q:プロのステータスとしては年俸を稼ぐというのもあると思いますが、高額オファーが残る中、今回カープに復帰された思いは?
黒田投手:難しい質問ですが、アメリカで沢山の経験をした中で、応援をして貰うことが当たり前じゃないということをすごく感じましたし、野球界の広さと言うか世界の広さも沢山経験した中で、広島という小さい町ですけど、そこで僕の事を待ってくれる人がいるというのをすごく感じていました。金額的な面を考えると決断が難しい部分もありましたけど、それ以上にマウンドに上がる時の気持ちを考えた時、それも数少ないマウンドに上がる回数1回1回を、広島でマウンドにあがったほうが、充実感やメジャーで投げてた時以上の何か違ったものが出せるんじゃないかという気持ちでした。

Q:残りの野球人生、広島で楽しかった日々にしたいという思いなのでしょうか?
黒田投手:野球人生が終わった時に、よかったなと思えればそれが一番いいと思いますし、実際 勝負事なのでどこでどうなるか分かりませんが、帰ってきて良かったと思えるような野球人生にしたいなと思います。

Q:24年間優勝が無いという広島において、黒田さんも帰ってきて戦力が充実するなか、今年こそ日本一!という期待を背負っていると思いますが?
黒田投手:けっこうプレッシャーなんですけど、プレッシャーを受けながら今までそれをはねのける為にいろんな事にチャレンジして野球をやってきました。特にニューヨークなど大きな所でやってきて、感じてきたプレッシャーもはねのけてやってきたので。今もそういう気持ちでいます。

Q:黒田投手にとってカープという球団はどんな存在?
黒田投手: 日本にもし帰ることがあればカープに帰って来たいと思っていましたし、その思いがぶれない為にもなんとかメジャーで結果を出し続けてきました。それくらいの気持ちにさせてくれるチームです。僕と一緒に出て行った新井がまたカープに帰ってくるというところも球団としての懐の大きさや度量の大きさも感じました。

Q:カープファンは黒田投手にとってどんな存在?
黒田投手: カープファンはすごいなと思いますね。アメリカに行って、カープファンのすごさというかそういうのを感じました。2006年の時の球場の雰囲気、これに僕自身、動かされたという事があったので、恩返しじゃないですけど僕が帰ってきたことによって喜んでくれる人がいるのであれば、僕の中で満足できる事だと思います。

Q:黒田投手がまず球を受けて欲しい選手は誰ですか?
黒田投手: これまでメジャーでも数えきれないキャッチャーと組んできたので、現時点では誰とでも投げれるピッチャーでないといけないと思っているので、拘りはないです。

Q:WBCのエースへの想いは?
黒田投手: もう40歳なので、普通に考えてもう呼ばれることは無いと思います(笑)

Q:ご両親の墓前には、ご報告されましたか?
黒田投手: 年末、帰る前に(お墓参りに)いきましたけど、まったく答えが出ずそのままアメリカに帰りました。

Q:復帰について、ご家族は?
黒田投手: ドジャースの最終契約年から後は毎年1年ずつ契約を結ばせてもらっていて、毎年どうなるかわからない状態で過ごしていましたし、いつもそうやって過ごしてきたので、今回日本に帰るということに関しても1年契約ですし、(家族も)想定内だったんじゃないのかなと思います。

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