広島カープ 緒方監督が辞任「最後までやり切ったという思い」
広島カープを3連覇に導いた緒方監督が、監督辞任を発表。引退後も一カープOBとして応援していきたいと語った。緒方孝市監督の退任後の監督については未発表。
広島カープを25年ぶりのリーグ優勝に導いた緒方監督が、今季限りで辞任することを2019年10月1日に発表しました。
緒方監督が広島カープを務めたのは2015年から2019年までの5年間ですが、その間、カープはセリーグ3連覇を果たしています。
その間には、マエケンがメジャーへ行き、黒田選手・新井選手の引退、赤松選手にガン発覚、丸選手の巨人移籍など、様々な出来事がありましたが、
若い選手を着実に育てながら“強いカープ”を支え続けてくれた緒方監督には、心からお疲れ様でしたと伝えたい。
この日、会見を行った緒方監督は「自分の中では目いっぱい、最後までやり切ったという思いでいます」と引退を決意し松田オーナーに報告したことを明かしました。
緒方監督、辞任会見コメント
今シーズンをもってユニフォームを脱ぐこととなりました。先ほど、松田オーナーにシーズンの結果報告と、そして自分の意思を伝え、了承して頂きました。
カープに入団してから、選手、コーチ、最後は監督として33年間ユニフォームを着せて頂きました。カープ球団・松田オーナーには本当に心から感謝しています。
監督としてのこの5年間、コーチやスタッフの方々に支えて頂きました。そして、何より厳しく接しながらも選手たちは本当によくついてきてくれたし、最後まで本当に頑張ってくれました。
ファンの方にも本当に大きな力を頂いて、この5年間、監督としてやってこれたと思います。
宮崎キャンプにて
監督に就任してから、1年目から1年勝負の中でやっていく、と決断してその思いで今シーズンもやってきました。
今シーズンは4連覇をして悲願の日本一という目標の中で戦ってきましたが、その目標を達することなく期待に応えることが出来ず、これは監督としての責任なので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
カープの監督として、若い選手をいかに育てながら戦っていくか?試合に勝っていくか?という思いの中でずっと戦ってきましたし、このポジションにも立たせてもらって、最初は分からない事ばかりで。
色んな経験を積ませてもらって、こういう言い方が適切かはわかりませんが、本当に貴重な時間を過ごさせて頂きました。
自分の中ではめいっぱい、最後までやり切ったという思いでいます。
ここからユニフォームを脱いで、先のことはまったく考えても決めてもいないのが現状ですが、一OBとして、またカープを見守り、全力で応援していこうと思っています。
本当にみなさん、長い間お世話になりありがとうございました。
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