公開:2023/12/19 伊藤 みさ │更新:2023/12/19

東広島で「自動運転バス」実証実験中!約18メートル長い連節バスと大型バスで隊列走行、試乗・体験も

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大型バス・連節バスが東広島市内で自動運転するという実証実験が2024年2月上旬まで行われます。2台のバスが隊列走行を行うという全国初の試みも。

東広島市は2023年11月よりBRTの実証実験を開始しました。BRTとは、Bus Rapid Transitの略で「バス高速輸送システム」のこと。

JR西条駅と広島大学を繋ぐブールバールで導入を検討しており、2台のバスが隊列走行(自動で車間距離を保って走行する技術)を行っています。

長い!約18メートル連節バス等の自動運転・隊列走行東広島で実証実験中、走行バスに無料試乗も

自動運転が行われている走行中のバスは、長さ約11メートルの大型バスと、広島で目にすることがなかなかない長さ約18メートルにも及ぶ連節バス

連節バスは、2台のバスをアコーディオン状の連節部で繋げた長いバスで、長さは19メートル、定員は103名!(着席37名)。

筆者が他県で初めて見た連節バスも同じサイズのものでしたが、想像以上の長さと迫力、そして走行時の運転士さんのテクニックに思わず感動してしまいました。

そんな連節バスが、東広島の街を自動運転で走ります!

東広島での自動運転・隊列走行 BRT実証実験は2024年2月まで

東広島で実施されている実証実験は、BRTや自動運転・隊列走行技術の社会実装に向けた課題の検証・洗い出しを行うことや、その新技術について市民などに関心をもってもらうことを目的として行われています。

実証実験の事業主体は東広島市、このほかJR西日本・中国ジェイアールバス・ソフトバンクなど様々な企業、団体などが役割を担う。

運行期間は2023年11月~2024年2月上旬(12/28~1/中旬を除く)までで、運行時間は概ね9時30分~16時30分までの混雑時を避けた時間帯。

連節バス・大型バスは自動運転ですが、どちらともテストドライバーが乗車しており手動介入もあり。ルートの一部では2台の自動運転バスによる隊列走行も行われる。

東広島 バスの自動運転ルート

ルートは西条駅前から広島大学周辺をぐるりとまわって戻ってくる1周約12km(うち自動運転区間は6km)。

設定速度は安全に配慮し40km/hとなっておりブールバールの制限速度よりもゆっくりと走る。

ちなみに、隊列走行中に車の割込みがあった場合は急ブレーキが作動するとのこと。同ルートを走行する一般ドライバーの方には、自動運転バス周辺での運転の際、配慮を呼び掛けられています。

自動運転する連節バスへの試乗体験、2024年1月より実施

主に東広島市民を対象とした連節バスの試乗会が、2024年1月中旬~2月上旬の土日含む12日間行われる予定となっています。

参加は無料ですが、事前の予約が必要。LINE「東広島市BRT自動運転」公式アカウントと友だち登録をすると予約に進める。

1日4便程度運行され、1便あたり1時間程度の行程(試乗と車両見学の時間も設けられる予定)。定員は1便あたり25名程度となっています。

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