お好み焼てっちゃん三原本店でモツ入りの 三原焼き

てっちゃんの、色々な食感が楽しめる「モダン焼き」

三原駅前の タコストリート「マリンロード」の奥側、駅から歩いて2・3分の少し路地を入った所に お好み焼き てっちゃん はあります。

ビールの看板と外観からスナック的な雰囲気も漂う てっちゃんですが、中に入ると鉄板が備えられたテーブルとカウンターのある、広島人にはなじみ深い雰囲気の店内。

メニュー表には「お好み焼き(450円)」と「モダン焼き(550円)」が記されていますがこれは 三原では ソバ・うどんが入っていなければ お好み焼き、入ると モダン焼き と呼び名が変わるため。

また、ここではモツはトッピング(＋150円)となるため モツ入りが食べたい方は忘れないようにご注意。

今回注文したのは モダン焼きのモツ入りそば とうどん。「モダン焼き」と注文しただけでは玉子は入らないのか、「玉子入りでいいですかー？」と聞かれ、お会計の時は1つが750円となっていたため 玉子もトッピングになるようです。

大阪でも、お好み焼きにソバが入ると「モダン焼」と呼ぶそうですが 三原のモダン焼きは大阪のお好み焼きのように具材を混ぜて焼くタイプではなく クレープのように生地を薄く焼いてから具材を盛り重ねていく「広島のお好み焼き」。

てっちゃんでは 生地の上にすぐ麺を敷き、野菜を重ねて蒸し焼く。

電話注文や 来店のお客さんでにぎわい、忙しそう。2名から3名くらいで焼いています。

地元三原のソース、テングソースに てっちゃんが手を加えた「てっちゃんソース」をかけて仕上げられたモダン焼き。オタフクソースと比べて、色が濃い感じがします。

卵がトロトロの半熟に仕上げられていて美味。やや辛口でウスターソースの味が強い感じのソースを少しまろやかにしてくれます。

また、てっちゃんの「モツ入り」は 鶏レバーだけでなく 砂ズリ・玉ヒモなどのミックス なのだそうで いろいろな食感と味が楽しめます。

野菜の中に人参が入るのも 三原焼きの特徴なのだそうですが、個人的には人参の存在感はあまり感じませんでした。

この他にもなんと かまぼこが出て来たり…と具材がいろいろで楽しいてっちゃんのモダン焼き。

テングソースを食べ慣れていないせいか、完食した後には喉が渇いて水が欲しくなる“ソースの濃さ”でしたが、 思い出すとまた食べたくなる味。お店の方の対応も丁寧で気持ちよく食事ができました。

てっちゃんには 全国にグループ店舗があるようで 松江(島根)・福山市・尾道市・大阪・東京 でもこの味が楽しめる。

さらにイギリス人の方が母国で出店する為にこの店で修行した事がテレビなどでも紹介されたこともあったとか。 修業していたイギリス人の方はすでに英に帰国されたようですし、間もなく海外進出となるんでしょうか…！

三原から、てっちゃんの味が世界へ飛び立つ日も近いかもしれません。

▼お好み焼き てっちゃん三原本店
住所：広島県三原市城町1-5-25
電話：0848-63-9073
営業時間：11時から20時30分(オーダーストップ)
定休日：木曜・第3水曜日