紙ヒコーキ博物館、福山市にはギネス記録を持つ紙飛行機の聖地があった!
紙ヒコーキ室内滞空時間のギネス記録を持つ戸田拓夫さんが館長を務める、紙ヒコーキ博物館。200を超える種類の紙飛行機がズラリ!世界で唯一の紙飛行機の博物館です。
広島県福山市に、日本で唯一の「紙ヒコーキ博物館」があります。
おりがみヒコーキと国内外の紙ヒコーキ作家から寄せられた数百にも及ぶ作品が展示されていて、指導員にレクチャーを受けながら実際に作って飛ばす事もできます。
紙ヒコーキ博物館の建物は普通のお家のような外見ですが、中に入るとその展示の多さにビックリ。
早そうな紙ヒコーキから、動物の形をしたもの、JAXAマーク・JALマークがついたものまで、所狭しとカラフルな紙飛行機たちがズラリと並んでいます。
館長さんはギネス記録保持者、NASAにも出向くすごい人だった
以下は、紙ヒコーキ博物館内の様子。
紙ヒコーキ博物館は2階建てで、1階は「折り紙ヒコーキ」たちの展示。
自分でもつくる事ができそうな形から、一枚の紙から作られているとは思えないような複雑なものもあって、見るだけでもおもしろい。
なんと、宇宙飛行士・若田光一さんのサイン入りヒコーキも。こちらの館長さんは、NASA宇宙センターで折り紙ヒコーキ教室を行ったこともあるそうです。
2階は紙を切ったり貼ったりして作られた紙ヒコーキの展示と、実際に折ったものを飛ばす事ができる体験スペース。
細やかな作りで見応えがあります。その中、一際目立つ存在の展示物が。
ギネス記録の証書が。これは紙ヒコーキの室内滞空時間の世界記録(29秒2)を出した時のもの。様々な形の紙ヒコーキがある中、その記録を達成したのは「スカイキング」と名付けられた、このとてもシンプルな形のものでした。
普通の人なら4~5秒程度しか飛ばす事ができない紙ヒコーキですが、ギネス記録は約30秒。紙ヒコーキってそんなにも長く空中を飛んでいられるのですね!すごい…。身近な存在でありながら、紙ヒコーキの世界は奥深い。
そんな世界記録保持者であり紙ヒコーキ博物館の館長、戸田拓夫氏は福山市出身。この紙ヒコーキ博物館がある福山市御幸町に本社・工場を置く精密部品メーカー「キャステム」グループの最高責任者。
なぜ紙ヒコーキの聖地(博物館)が福山にあるのだろう?と不思議に思っていた筆者でしたが、紙ヒコーキ界のレジェンドの故郷だからなのですね。
キャステムは、セメナ活動(企業が主として資金を提供して文化・芸術活動を支援すること)としてこの紙ヒコーキ博物館やとよまつ紙ヒコーキタワー(広島県神石郡)の指定管理のほか、折り紙ヒコーキ教室・大会の運営・指導を行っています。
紙ヒコーキ博物館の開館日には、指導員さんが常駐している為 教えてもらう事ができます。運がよければ世界を飛び回る館長さんにも会う事ができるかも。
紙ヒコーキ博物館 | |
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住所 | 広島県福山市御幸町中津原1396 |
開館日 | 毎週土曜日 |
時間 | 10時から16時 |
入場料 | 3歳以上市立100円(専用紙での折り紙は別途有料) |
電話 | 開館時:084-961-0665/開館時以外はキャステム商品開発部:084-961-0669 |
駐車場 | 有り無料。(建物横に3~4台) |
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