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   公開:2020/03/22 伊藤 みさ │更新:2020/03/23

第10回 広島本大賞、流星コーリング/ぼけますから、よろしく… 大賞発表

広島本大賞が2020年3月21日に発表されました。2つの大賞のほか、特別賞もあり。流星コーリング/ぼけますから、よろしくお願いします。/ヒロシマ消えたかぞく 受賞作のストーリーも

2020年3月21日、「これぞ今年の広島のご当地本!」を決める 広島本大賞 が決定・発表されました。

第10回 広島本大賞、流星コーリング/ぼけますから、よろしく… 大賞発表

広島本大賞とは?

広島の書店員とタウン誌出版4社が、広島の魅力溢れる本を選定し、発信する取組み。対象となるのは、広島にゆかりのある作家、広島にゆかりのある作品など、「これぞ広島県のご当地本」と思うもの。

広島の書店員が会社の枠を超えて企画、運営。選定に際しては、facebookやtwitter などを活用し、一般読者による投票も実施する。2011年に第1回広島本大賞を選定し、以後、毎年1回ずつ選定・表彰し、今年で10回目を迎える。

これまでの大賞受賞作には「聖の青春(大崎善生)※第二回」、「キリマンじゃろ(安佐動物公園・南方延宣)※第4回その他部門」、「エンジェルボール(飛騨俊吾)※第6回小説部門」、「原爆―広島を復興させた人びと(石井光太)※第9回 ノンフィクション部門」など幅広いジャンルから選ばれており、

ノミネート作品には、謎解きはディナーのあとで球場ラヴァーズ星籠の海(上下)/孤狼の血 など映画化・ドラマ化されたものも多くあります。

2020年発表、第10回本大賞 大賞・ノミネート作品

第10回本大賞は、2作品が選出。さらに特別賞も発表されています。

大賞 小説部門:流星コーリング/河邉 徹

広島本大賞2020 流星コーリング
流星コーリング/河邉 徹

3ピース・ピアノバンドWEAVERのドラム・河邉徹の著書。広島の景色を思い浮かべながら書いた、というその物語でWEAVERでも同名のアルバムを同時発売し小説と音楽で立体的に伝えた作品。

▼ストーリー
りょうと詩織、洋介と真希。四人は、広島県廿日市中央高校天文部に所属する同級生だ。星への夢を語らいながら高校生活を送っていた彼らだったが、高校三年生のある日、世界初の人工流星が広島で流されるというニュースを耳にする。
衛星を打ち上げ、そこから発射された小さな〝流星の素〟が大気圏に突入して〝流星〟になるという。そんな話を半ば信じられずにいたりょうだったが、ついに、〝人工流星が流される日〟が訪れる。しかし、その日を境に、りょうは〝人工流星が流れた日〟から次の日に進めなくなってしまう。朝を迎えるたびにその日に戻ってしまうのだ。その原因を知るために、洋介、真希に相談するのだが……。そして、ラスト、その事実が明らかになる……。

大賞 ノンフィクション部門:ぼけますから、よろしくお願いします。/信友直子

広島本大賞2020 ぼけますから、よろしくお願いします。
ぼけますから、よろしくお願いします。/信友直子 ※キンドル版

広島県呉市出身で、東京でドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクター・信友直子氏が、娘である「私」の視点から、認知症患者を抱えた家族の内側を丹念に描いたドキュメンタリー。テレビで特集されるや大反響、継続取材でさらに話題となり、完全版として映画化されたことでも知られます。

▼ストーリー
母85歳に認知症診断!父93歳が初の家事に挑む!?
「心配せんでもええ。あんたはあんたの仕事をした方がええわい」――両親の気丈な言葉に背中を押されても、離れて暮らすことに良心の呵責を抱く映像作家の娘。時に涙で撮り続けた超高齢夫婦の介護の日常は、ほっこりする愛と絆で溢れていた。同名映画にもなった、克明な親の「老い」の記録、そして見守り続けた子の心境を綴る。
Amazon 内容紹介より

特別賞:ヒロシマ消えたかぞく/指田 和

広島本大賞2020 特別賞ヒロシマ 消えたかぞく
ヒロシマ消えたかぞく/指田和 (著), 鈴木六郎 (写真)

家族の笑顔を切り取った写真が並ぶ、写真絵本。今も昔も変わらない、子供たちの笑顔や家族の光景。作品の中には原爆が投下される前の一家の写真が並び、残虐な写真はない。

▼ストーリー
原爆投下前、戦争中であっても、広島の町には笑顔にあふれた家族の日々の暮らしがありました。散髪屋さんである鈴木六郎さん一家の6人家族も、少しの不安はあったかもしれませんが、毎日笑顔で楽しくくらしていました。お父さんの鈴木六郎さんは、カメラが趣味。たくさんの家族写真を撮りためていました。
あの日。1945年8月6日。
一発の原子爆弾がヒロシマのまちに落ちました。
六郎さん一家は全滅しました。
長男の英昭くん(12歳)と長女公子ちゃん(9歳)は、通っていた小学校で被爆。英昭くんは公子ちゃんをおんぶして、治療所があった御幸橋まで逃げました。衰弱した公子ちゃんを「あとで迎えに来るからね」と治療所にあずけ、英昭くんは親戚の家へ避難しましたが、高熱を出し、数日後に亡くなります。公子ちゃんの行方はわからなくなりました。次男まもるくん(3歳)と次女昭子ちゃん(1歳)は、六郎さんの散髪屋さんの焼け跡から白骨で見つかりました。お父さんの六郎さん(43歳)は、救護所でなくなりました。救護所の名簿には「重傷後死亡」と記録されていました。家族がみんな亡くなってしまったことを知ったお母さんのフジエさん(33歳)は、井戸に身を投げて亡くなりました。
たった1発の原爆が、六郎さん一家を消し去ってしまいました。
この本を開くことで、原爆の残酷さ、戦争のむごさを、読む人の身に引き寄せて考えるきっかけとなったら、という願いを込めてつくりました。また、愛情あふれるすばらしい家族写真の数々から、幸せにくらす人間の何気ない日常こそが大事であることに気づかされます。それは、幸せな平和を作っていくのは、私たち自身であると訴えかけているようにも思えます。 家族で平和を考えるために、最適の写真絵本です。
Amazon 内容紹介より

ノミネート作品 一覧

  • アスリーツ(あさのあつこ)
  • 風はずっと吹いている(長崎尚志)
  • 実像―広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実(秋山千佳)
  • CHANGE―未来を変える、これからの働き方(谷尻 誠)
  • 2045年、おりづるタワーにのぼる君たちへ(松田哲也)
  • 熱狂のお好み焼―お好み焼ラバーのための新教科書(シャオヘイ)
  • 広島妹おどりゃー!もみじちゃん!! 全2刊(つくしろ夕莉)
  • 平和のバトン―広島の高校生たちが描いた8月6日の記憶(弓狩匡純)

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