シースピカ・船内レポート！広島－三原を結ぶ観光クルーザーの航路・ダイヤなど

高速観光船 シースピカ（SEA SPICA）グッドデザインも受賞

シースピカは、JR西日本と瀬戸内海汽船が共同開発したクルーザー。船内のくつろぎと、陸上交通との連携で周遊型観光クルーズ船として活躍していますが、

グッドデザインアワード2020にて、そのデザイン性と地域貢献度が高いと評価され、

• 2020年度グッドデザイン・ベスト100
• 特別賞のグッドフォーカス賞（地域社会デザイン）

の2つを受賞しています。

船舶の仕様は、長さ25.7m×幅6.8m×深さ2.4m、総トン数は90tで、座席定員は90名。

船内にはWi－FiやAC電源も備え、特注ソファ型の座席を用意。また、窓側の座席を少し外側に傾けるなど、窓からの景色を楽しめるように工夫されています。

シースピカ、船内の様子（1F）

シースピカへは、船体の横にある入口から乗船します。

中へ入ると、前方は3席ずつ3列に席が並び、

その後ろには円卓を囲むような座席や、

2名掛けの席、

4名席などがあります。

1F後方にインフォメーションカウンターの「スピカウンター」

その後ろに、2Fへとあがる階段あり。階段を上がるのが困難な方でも、バリアフリー対応として階段に昇降機が設置されているので、誰でも2Fに上がることができるようになっています。

以下は1Fの見取り図。

1Fは、船の先端と後部には入れないようになっていますが、2Fのテラスは自由に出入りでき、船尾までベンチが置かれています。

シースピカ、2F「スピカテラス」の様子

2F「スピカテラス」は、海風をダイレクトに感じられる開放的なテラス席。

中央には、瀬戸内海の島々をイメージした形のソファーが配置されています。

視点も高くなるので、1Fとは違った景色を楽しめます。

2F前方には、モニターがあり、

いまどこを走っているのか、マップで確認することができます。

船尾にもベンチあり。

ここは景色を遮るものがなく流れていく景色をひとり占めできるとあって、人気の席となっていました。（クルージング乗船レポートはこちらから）

シースピカの航路とダイヤ（瀬戸内しまたびライン）

「瀬戸内しまたびライン」で現在実施されている運航コース（航路）は、以下の通り（※季節によって内容が変わる場合があります）。

航路 / 写真は観光エリアのイメージ

東向き（広島港⇒三原港）

広島港発 8時30分
↓
プリンスホテル発 8時38分
↓
呉港発 9時05分
↓
艦船遊覧（船上※1） - 音戸の瀬戸（船上） - 安芸灘大橋（船上）
↓
下蒲刈島（下船観光約70分）
↓
大久野島（下船観光・うさぎ触れ合い約30分）
↓
生口島・瀬戸田港着 12時50分
↓
三原港着 13時15分

西向き（三原港⇒広島港）

三原港発 13時25分
↓
生口島・瀬戸田港発 13時50分
↓
大久野島（下船観光・うさぎ触れ合い約30分）
↓
御手洗（下船観光約60分）
↓
安芸灘大橋（船上） - 音戸の瀬戸（船上） - 艦船遊覧（船上※1）
↓
呉港着 17時25分
↓
プリンスホテル着 17時52分
↓
広島港着 18時00分

※1）リンク先はイメージ。
※ コース内容などは変更になる場合があります。

シースピカ乗船客には、非接触型のお土産サービスも

NTTドコモ中国支社とギフトパッドと連携し、乗船客向けにインターネット上からお土産を贈ることができる非接触型の贈答サービス「みやげっと in SEA SPICA」を導入。

また、乗船客に渡される「瀬戸内しまたびライン乗船券」は、竹原や瀬戸田の観光施設で提示すると割引や特典が受けられるサービスもあり。詳しくはホームページで確認を。

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