広島駅の南北自由通路が開通、中央改札口を新設
広島駅「南北自由通路」が利用可能に!2017年10月に全面開業予定。在来線の改札が変わり、「中央改札口」が設置されて見た目にも新しい駅に変化しています
JR広島駅の南口と北口を繋ぐ通路「自由通路」が完成し、2017年5月28日に通行可能となりました。利用者の動線も大きく変化しています。
広島駅では、2014年11月に駅舎と各ホームを連絡するための通路・跨線橋が新しくなり、在来線と新幹線の乗り換え改札が変更。改札の中で買い物や飲食店舗も並ぶエキナカ化へ。
図の真ん中、水色部分が自由通路
そして今回、改札を通ることなく広島駅の南口・北口を行き来できる「南北自由通路」が完成。広島駅の様子がまたガラリと変わりました。
南口・北口共に在来線の改札は閉鎖し、中央改札口を新設
以下の動画は、広島駅で利用可能になった南北自由通路の様子。
自由通路は、広島駅前地下広場(南口)から階段で上がってきたところ、正面に入り口があります。
南北自由通路の入口(南口)
そのまま駅に入ると改札(2F)に向かう階段(エスカレーター)があり、そこから広島駅北口のペデストリアンデッキまでのびる180mの自由通路となっています。
二階へ上がると、改札や自由通路へと繋がる
在来線の「中央改札口」や「みどりの窓口」などは、この自由通路沿いに設置されています。中央改札口が新設され、南口1階と北口2階にあった「在来線改札口」は閉鎖されています。
中央改札口
JRの改札や切符売り場、みどりの窓口など、これまで1Fにあった駅の主な機能が2階へ移動しています。
新しい切符売場
新しくなった、みどりの窓口
全面開業は2017年10月の予定で、自由通路の幅もさらに広がる予定。
路面電車(広島電鉄)に乗り換えは、1階に降りなければなりませんが、将来的には駅前に高架を設置、広電も2階部分に乗り入れる計画があるため、完成すれば接続がよりスムーズになるとされています。
広島駅北口ではペデストリアンデッキが完成しており、歩行者は駅の2階からそのまま信号を渡る事なく二葉の里方面へ行くことが可能。
ペデストリアンデッキ(歩行者専用通路)を通って二葉の里方面へ
二葉の里エリアには今後、マンションや医療施設・テレビ局本社・イケアなどが整備される予定。駅の生まれ変わりと共に、南北とも駅前開発が同時進行しています。
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