広島駅の新幹線コンコース・待合室などがリニューアル！コンセント付きモバイルコーナーも

2カ所の待合室と、ドトールコーヒー

新幹線コンコースには、待合スペースが2カ所誕生しています。1つは、ドトールーコーヒー店舗前につくられた開放的なスペース。

かつて、以下のような雰囲気の待合室がありましたが、

リニューアル前の待合室

席数の多い待合室は配置を移動し、ここはゆったりと落ち着いたスペースに変身しました。

この場所は、新幹線で広島にやってきたビジネス客や観光客が初めて目にするエリアであるため、“広島のものづくり文化” が感じられるようにとマルニ木工の椅子が配置され、マツダ車が展示されています。

正面には、以前と変わらぬ位置にドトールコーヒーが入っており、こちらも店舗は新しくなっています。

ちなみに、ドトールコーヒーの店内に置かれている椅子などにも、マルニ木工の家具が使われているんだそうですよ。

新幹線コンコースと在来線の新跨線橋とを繋ぐ改札口横には、新しくなった待合室があり、隣の「おみやげ街道」と繋がっています。

新幹線コンコースに新設された、モバイルコーナー

新しくなった新幹線コンコースには、これまで無かった「モバイルコーナー」と「キッズスペース」が新設されました。以下はモバイルコーナー。

新幹線に乗り遅れないように、正面にはチェックしやすい大きな時刻表と時計が設置してあり、

カウンターテーブル席には1席ずつ、スマートフォンやモバイルPCの電源がとれるようコンセントが配置されています。USBの差込口もあり、公衆無線LANも完備。

新幹線スタイルのキッズスペースも

モバイルコーナーの隣には「キッズスペース」を新設。

キッズスペースは、子供に人気の500系新幹線をモチーフとした空間になっており、子供もテンションUP。

元気を持て余したちびっ子に優しい、クッションコーナーとなっています。

おみやげ街道と、ひろしま名店館

自由通路の改札から新幹線コンコースに入ると、両サイドにお土産店が並んでいます。

左手に「おみやげ街道」とエスタシオンカフェがあり、右手にもお馴染みのお土産などが並ぶ「ひろしま名店館」があり。以前、屋台風店舗でお弁当を販売していた「むさし」も、現在は「おみやげ街道」の中に入っています。

ここ数年で風景が一変した、広島駅北口（エキキタ）エリア

今回、久しぶりに新幹線を利用する機会があり、県外から広島駅に戻って来てみて改めて感じたのは、かつて「駅裏」と呼ばれていた新幹線口の印象が、ここ数年で、本当に大きく印象が変わったということ。

レトロな雰囲気だった新幹線コンコースは、清潔感のある綺麗で快適なスペースに生まれ変わっていますし、

改札口を出ると、目の前にはグルメやお土産・雑貨店など、お店選びに悩むほどの数が並ぶエキエが誕生。

北口から駅前にはペデストリアンデッキが伸び、その先には新しいホテルやビルが建ち並び、駅前開発が行われる前とはまるで違う街のように感じるほど、印象が変わりました。

来年からは、広島駅南口が大きく変化。2020年3月には広島駅南口の駅ビル・ASSE（アッセ）が閉店し、駅ビルの建替えが始まります。

広島駅の正面玄関となる南口は、広島電鉄の路面電車が駅ビル2Fに乗り入れる形に変わり、駅ビルにはホテルや映画館も誕生する予定となっています。

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