公開:2023/10/03 伊藤 みさ │更新:2023/10/03
尾道灯りまつりが2023も開催、町中に優しいあかりあふれる夜
尾道灯りまつりが2023年10月7日に開催されます。尾道市街地と山手に点在するお寺各所にぼんぼりが設置され夜の尾道まち歩きが楽しめるイベント。
尾道繁栄の礎をいまに再現し、優しいぼんぼりの光でまちを彩るイベント、
尾道灯りまつり(Onomichi Lantern Festival)が2023年10月7日に開催されます。
過去開催時の様子 / おのみちや
尾道灯りまつりは、JR尾道駅から東側の海辺と山手にある広場やお寺とその周辺にぼんぼりが設置され、“癒しのまち尾道” のぬくもりを体感してもらおうと実施されるもの。
ぼんぼりには市内の小中学校の児童・生徒らの将来の夢や願いが描かれます。
尾道が開港とともに繁栄したそのルーツの風景をいまに再現
尾道が開港した1169年、港と共にまちは大きく発展。さらに東西にのびる尾道三山(千光寺山、西國寺山、浄土寺山)には、その発展により財をなした豪商の寄進により、最盛期81か所の寺が造営されたそう。
海岸沿いには常夜灯(燈明)があり、燈明はそれぞれの寺へと続きました。風の影響を受ける帆船(北前線)は尾道三山に灯る光を目指して入港したといわれています。
尾道灯りまつりはそんな風景を現在のかたちで再現したもの。
まつりは18時~20時30分と夜型で、お昼とはまた違った雰囲気を楽しめます。
また当日は、宝土寺で筝とリコーダー演奏(18時30分~)や海龍寺で軽音楽バンド演奏会(19時~)があったり、
西國寺で光の祭典「尾道御伽草子」が開催されたり(有料)とお寺で催しが予定されているところもあります。
尾道御伽草子ポスター
詳細などは尾道灯りまつり公式サイトをご確認ください。
▼第18回 尾道灯りまつり
開催日:2023年10月7日(土)
時間:18時~20時30分 ※荒天時は8日に延期
場所:尾道駅前港湾緑地、尾道本通り、千光寺山ロープウェイ山頂駅ほか市内のお寺各所
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